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蜷川幸雄さん一周忌に600人 市村正親、松本潤らが弔問

5/15(月) 14:05配信

オリコン

 昨年5月に亡くなった演出家の蜷川幸雄さん(享年80)の一周忌が15日、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で営まれた。一周忌に先立ち、蜷川さんの生前の功績を讃えて設置された「メモリアルプレート」の除幕式が行われ、妻・宏子さん(76)や俳優の市村正親(68)らが出席した。

【写真】大道具やゆかりの品々が展示された蜷川さん一周忌

 プレートの写真は、長女の実花氏が撮影した『NINAGAWA・マクベス』公演時のものを使用。蜷川さんの著書『演劇ほど面白いものはない 非日常の世界へ』(PHP研究所)の一節「最後まで、枯れずに、過剰で、創造する仕事に冒険的に挑む、疾走するジジイであり続けたい」との文言が記銘されており、その下には台本や文房具といったゆかりの品々が並ぶ「ショーケース」が設置されている。

 除幕式で、あいさつに立った宏子さんは「蜷川が亡くなってから、あっという間というか長かった1年でした。ある方が『蜷川さんのDNAは、娘さんとお孫さんに引き継がれて、もう船出をしている』と書いてくださったことがあって、なるほどと思いました。こうして、市村さんとかいろんな方にバトンタッチされていくんだなってことが本当に幸せです」と涙ながらに回想。

 市村は、プレートの記銘を読み上げながら「この言葉は、僕へのダメ出しだと思っています。蜷川さんの魂を背負っている俳優はたくさんいるので、彼らと一緒に、あの罵声に負けないくらいの芝居作りをしていきたい。あまりにものびのびと自由にやっていると『オレがいなくなったら、できるのかよ』って言っている気配を感じそうです」と天を仰いでいた。

 そのほか、鈴木杏、勝地涼、白石加代子、大和田伸也、三田和代、毬谷友子、松本潤らが参列(順不同)。各界の著名人と一般のファンを合わせた約600人が訪れた。

最終更新:5/15(月) 14:16
オリコン