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さつき公園に飲食・休憩所 空き店舗活用、泉崎の魅力発信

福島民報 5/15(月) 9:47配信

 福島県泉崎村は村内のさつき公園内にある平屋の空き店舗を活用し、5月下旬にも新たに飲食や休憩ができる施設「いずみキッチン」を開設する。トマトやキュウリなど村特産の農産物を使ったメニューを提供し、村の魅力を発信するとともに地産地消を推進する。
 同所では平成25年まで中華料理店が営業し、廃業後に所有者から村に建物が寄付された。村は今年3月から傷んだ壁面や床、調理室などを改修してきた。職員も施設内の清掃などに取り組んだ。
 さつき公園には野球場やプールがある。周辺には農業者トレーニングセンターや泉崎中、自転車競技で使われる泉崎国際サイクルスタジアムなどがあり、休日には村内外から多くの小中高生が訪れ、各種スポーツに汗を流している。
 村によると、公園内と公園周辺にある運動施設は合わせて年間約8万2千人が利用するほど親しまれているが、近隣に飲食ができる施設がなく、利用者から不便さを指摘する声が上がっていた。
 村は公園内にある空き店舗の活用に着目し、約500万円をかけて改修するとともに施設を運営する経営者やスタッフを公募した。調理師免許を持つ村内の福田吉子さん(62)ら女性3人を選び、代表の福田さんと建物の賃貸借契約を結んだ。
 現在、福田さんはオープンに向けて準備を進めている。カレーやうどん、日替わりランチなどをワンコイン(500円)で提供できるようメニューの試作に励んでいる。「気軽に足を運んでほしい。ミニコンサートなども催し、楽しく過ごせる拠点にしたい」と抱負を語る。久保木正大村長は「店舗を交流の場として活用し、さつき公園の利用促進につなげたい」と期待している。

福島民報社

最終更新:5/15(月) 13:16

福島民報