ここから本文です

甘いものは別腹って本当?

All About 5/15(月) 17:15配信

◆「甘いものは別腹!」…お腹いっぱいなのにどうして入る?

コース料理やバイキングをお腹いっぱい食べた後は、「お腹が苦しい!」「デザートはもう食べられない……」と満腹感を感じるもの。しかしそんな満腹状態でも、「甘いものは別腹!」と食後のケーキやお菓子が進んでしまって困っている人は少なくないようです。

しかし、 ヒトの体に胃は1つ。これが物理的に満腹感を感じるほどいっぱいになれば、理論上はそれ以上食べられないはずです。お腹いっぱいなのに、甘いものならまだまだ食べられてしまう……。これはどういうことなのでしょうか? 「別腹」のメカニズムと対策のポイントを管理栄養士が詳しく解説します。

◆別腹は感情次第!? 感覚特異性満腹感とは

別腹は「エモーショナルイーティング」とか「感覚特異性満腹感」とも呼ばれることもあります。感情で食べる……、納得できるようなできないような言い方ではありますが、実は医学的にも大まかな部分が解明されています。

別腹の仕組みは大きく3つ知られています。

・脳が快楽を得られることを学んでいて「食べろ」と指令を出す
 ・味が変わるので食べられる 
 ・胃のぜん動運動によって胃の内容物が小腸へ送り出される

以下で、それぞれのメカニズムを詳しく説明します。

◆別腹のメカニズム1:脳が「食べろ!」と指令を出す 

脳は「不快を避けて快楽を得る」ように働きます。不快を避けるのは、主に命を守るため。危険を避けなければ、命がいくらあっても足りません。危険を避けるといってもさまざまなものがありますが、精神的に「イヤだな」と感じるのも、過去にイヤな思いをしたものを覚えていて、同じことを繰り返さないために脳が不快なものを避けようとしていることが原因で起こります。

同じように、脳は不快だけではなく「快楽」も記憶しています。嬉しかったことや楽しかったこと、さらに美味しかったものまで、脳はきちんと覚えているのです。そのため、「美味しい」と記憶された食べ物が目の前にあれば、「これは美味しいぞ! 食べなさい!」と脳が指令を出すのです。

1/3ページ

最終更新:5/15(月) 17:15

All About