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ルイ・ヴィトンが滋賀の秘境でクルーズショー開催

Fashionsnap.com 5/15(月) 19:15配信

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、2018年クルーズコレクションを滋賀県甲賀市信楽町に位置する美術館ミホ・ミュージアム(MIHO MUSEUM)で開催した。

【写真】ルイ・ヴィトンが発表した2018年クルーズコレクション

 ブランドがクルーズコレクションを日本で開催するのは初めて。会場のミホ・ミュージアムは、パリ・ルーブル美術館のピラミッドでも知られる建築家イオ・ミン・ペイ(Ieoh Ming Pei)がヒマラヤの秘密の谷にあるという地上の桃源郷をイメージして設計したという施設で、アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が数年前に同施設を訪れ、建築と自然を調和させたコンセプトに魅了されたことからショーの開催が実現。ショー当日は正面入り口へと続くトンネルから伸びた橋にランウェイが設営され、ブランドのミューズでもある女優のミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)やジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)のほか、ファッションエディターのグレース・コディントン(Grace Coddington)などが会場に姿を見せた。

 ショーは14日午後5時半過ぎにスタート。ファーストルックは女優としても活躍する福島リラが飾った。「伝統からモダニティへの進化」をテーマに、ニコラ・ジェスキエールが長年に渡って定期的に訪れ、馴染みが深いという「日本」の要素を組み合わせたコレクションでは、葛飾北斎風にデザインされたというアーバンなパンツスーツやチュニック、武士の鎧を想起させる織りのジャージーやレザーのセーター、能舞台のような黄金色の輝きを放つイブニングドレス、繊細な着物の帯を素材として使用したテーパードパンツ、そして歌舞伎のお面が装飾としてあしらわれたハンドバッグやクラッチバッグなどが披露された。また、事前のビジュアルで予告されていたデザイナー山本寛斎にオマージュしたというアイテムやバッグも発表。モデルの顔には筆書きしたような力強いラインが眉と目尻に引かれ、歌舞伎の隈取りを連想させるメイクが施されたモデルも登場し、コレクション全体を通して日本的な要素が随所に盛り込まれた構成となった。フェナーレではモデルたちが建物からトンネルへとルートと逆行し、すれ違う形でニコラ・ジェスキエールが登場。秘境に佇むイオ・ミン・ペイの建築を最大限に活かした演出と、新緑が深まる景観美も演出の一部となった。

最終更新:5/15(月) 23:02

Fashionsnap.com