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【鳥栖】新加入・水野が劇的ゴール 終了間際追い付く

5/15(月) 8:55配信

佐賀新聞

明治安田生命J1リーグ第11節 鳥栖1-1清水(14日・IAIスタジアム日本平)

 鳥栖は1点を追う後半ロスタイム、途中出場のMF水野がゴールを決め、土壇場で引き分けに持ち込んだ。

 鳥栖は前半、清水と互角の戦いを演じていたが、23分、MFチアゴアウベスに豪快なミドルシュートを決められ、先制を許した。

 後半は鳥栖ペース。相手にほとんど決定機をつくらせず、サイド攻撃を中心にゴールに迫った。試合終了間際の49分、左サイドに流れたMF鎌田がグラウンダーのクロスをゴール前へ。FW富山が流したボールを拾った水野がGKをかわし、同点弾を決めた。

■FW豊田とDF谷口の2人をけがで欠く

 攻守の要、FW豊田とDF谷口の2人をけがで欠いた一戦。敗戦濃厚だった試合を土壇場で引き分けに持ち込んだのは、後半に投入され、リーグ戦初出場となったMF水野の一撃だった。

 「静岡が地元だし、プロデビューしたのもここ。何か縁を感じる」。清水商高出身の31歳は、値千金の同点ゴールを感慨深げに振り返った。

 諦めず攻め続けた執念が実を結んだ。ロスタイムの後半49分。左サイドのMF鎌田がグラウンダーの鋭い縦パスを前線へ。FW富山がヒールで中央に流し、FW趙東建(チョ・ドンゴン)が競り合ったこぼれ球を拾うと、相手GKを巧みにかわしてゴールネットを揺らした。

 プロ14年目で、仙台から今季鳥栖に加入。チーム練習後も毎日黙々と走り込み、途中合流した1月の沖縄キャンプから6キロ体重を落とした。体のキレを取り戻している。

 この試合、水野と同じようにリーグ戦初出場となったDF青木、FW池田もしっかりと自分の役割を果たした。「チームとして戦うために必要な戦力が積み上がってきた」とフィッカデンティ監督。

 近年はけがに泣かされてきたこともあり、水野にとってJ1では約3年ぶりのゴールとなった。「やっとスタートが切れた。形はできているから続けていくだけ」と力を込めた。

最終更新:5/15(月) 8:55
佐賀新聞