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「ノー残業、楽勝!予算達成しなくていいならね」 サイボウズの煽り広告がネットで話題

BuzzFeed Japan 5/15(月) 12:40配信

グループウェアを提供するサイボウズが都内駅に掲載している広告が話題になっている。業務効率化を進める風潮があるなか、現場で聞かれがちな本音を拾い上げたことで、「よくぞ言ってくれた!」という共感を呼んだ。【BuzzFeed Japan / 鳴海淳義】

【画像:サイボウズの煽り広告がすごい】

その広告にはたとえばこんなコピーが踊る。

1. ノー残業、楽勝!予算達成しなくていいならね

「効率化しよう」「残業はなしでいいよ」。

それはいいけど、ではあの予算達成はどうすればいいの? 言うは易く行うは難し。現場は当然こう考えます。

2. さようなら深夜残業。こんにちは早朝出勤。(苦笑)

夜に早く帰っても、結局翌朝に早く出勤するだけ。

ノー残業のかけ声だけあっても、現場で起きているのはこういうことです。

3. 結果出せおじさんと、早く帰れおじさん… ふう…(ため息)

「早く帰れ」という業務効率化おじさんと、「でも結果は出してね」おじさん。

2人ともそれぞれ言いたい放題で、結局こちらにツケがまわる。なんとかしてほしいですよね。

4. 労働時間削減、結局現場にムチャぶりですか?

全部まとめると、こういうこと。

労働時間の削減は具体的な施策はなく、ムチャぶりとして降ってくる。

という、これらのコピーはすべてサイボウズが提供する「キントーン」というビジネスアプリ作成ツールの広告。顧客管理や日報、契約書管理など日々の業務で必要なツールを自分にあわせて数分で作れるという。

新しい働き方には「ルールよりもツール」?

サイボウズの担当者はBuzzFeedの取材に対し、こう話します。

「働き方改革の流れで、業務量や働き方は変えていないのに、労働時間を削減するための強制的なルールだけを強いられている現場の、(ちょっと言いづらい)声を代弁しました」

上司の皆さんは耳が痛いのではないだろうか。そして現場で頑張る人たちへのメッセージはこうだ。

「労働時間を削減するためには、ルールだけを決めても根本的な解決になりません。業務を効率化して、ルールだけでなく、ツールで新しい働き方を実現してほしい。そんな思いで作った広告です」

紹介した広告はすべて東京駅、新橋駅、品川駅の構内で見ることができる。

最終更新:5/15(月) 13:06

BuzzFeed Japan