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イタリア版「北斗の拳」は過激すぎる!?日本アニメが題材となったヨーロッパ映画

5/15(月) 7:10配信

dmenu映画

“クール・ジャパン”“ジャパニメーション”といったムーブメントが、私たち日本人の考える以上に浸透しています。例えば『GODZILLA ゴジラ』(2014年)、『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)など日本発の特撮・アニメのハリウッド・リメイク作品を見ると、そう強く感じます。ですが、近年はヨーロッパ映画界で“日本のアニメをリスペクトした作品”が相次いで製作されているのをご存知でしょうか? そのひとつが『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(5月20日公開)です。

【画像】『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』イタリア・アカデミー賞で最多ノミネート

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(5月20日公開) イタリアで大ヒットしたロボットアニメをリスペクト

舞台は、テロや犯罪が頻発し人々が不安を抱えるローマ。郊外に住むゴロツキのエンツォ(クラウディオ・サンタマリア)は川で溺れた際、放射性廃棄物入りのドラム缶に触れたことで超人的パワーを身に付けます。エンツォはその力をケチな犯罪に利用していたのですが、日本のアニメ「鋼鉄ジーグ」(1975~76年)の熱狂的ファンである女性・アレッシア(イレニア・パストレッリ)との出会い、そして犯罪組織との対峙を通して正義の心に目覚めていきます。

イタリア発の映画に、しかも実写になぜ日本のアニメのタイトルが?と驚く人も多いのではないでしょうか。そもそも「鋼鉄ジーグ」とは、「マジンガーZ」(1972~74年)「デビルマン」(1972~73年)で知られる永井豪原作のSFアニメで、サイボーグの主人公・司馬宙が巨大ロボットの頭部へとトランスフォーム、接合部分が磁石となったパーツと合体した“鋼鉄ジーグ”となって悪を倒す物語です。当時、日本では大人気となり、アニメ同様に、頭、胴体、手、脚が磁石で分離合体できる超合金も大ヒットとなりました。

この作品がイタリアへ輸入されるや大人気となり、主題歌「鋼鉄ジーグのうた」も大ヒット。数多くの歌手やバンドからカバーされ、自動車会社ルノーが水木一郎の歌う日本版のオリジナル主題歌を現地のCMに採用したほど。映画でも同曲をバラード調にした歌がエンディングに流れ、監督ガブリエーレ・マイネッティの“ジーグ愛”を感じてやみません。

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最終更新:5/15(月) 7:10
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