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NASA、有人火星探査に月周辺基地利用 2027年に飛行士滞在も

sorae.jp 5/15(月) 8:00配信

現在NASAは2030年代の有人火星探査を目指していますが、その計画はいくつかの段階を踏んだものになりそうです。同宇宙局はワシントンDCで開催された「Humans to Mars Summit」にて、有人火星探査計画の最初の2フェーズの内容を明かしました。
 
NASAは深宇宙探査プログラム「NextSTEP」の一環として、月の近くの居住区「Deep Space Gateway」と火星への探査船「Deep Space Transport」を計画しています。そして有人火星探査に向けて、2027年に月近くのDeep Space Gatewayへと宇宙飛行士を1年ほど滞在させる予定なのです。このDeep Space Gatewayの建造には最低4回の有人ミッションや、無人によるDeep Space Transportの運搬も必要です。
 
Deep Space Gatewayの建造は、2018年から2026年の「フェーズ1」と呼ばれる期間に行われます。こちらでは4回に分けて電源と推進バス、居住空間、ロジスティックモジュール、エアロックが運ばれる予定です。またロボットアームも運搬されます。そして2027年の「フェーズ2」では、Deep Space Transportと別のミッションで宇宙飛行士が運搬されます。さらに2020年代中に必要物資を運搬し、2030年代に火星へと飛び立つのです。
 
このような資材運送には、NASAの次世代ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」も利用されます。同ロケットの無人での初打ち上げは2019年を、そして有人での初打ち上げは2021年を予定。5年後には、地球を取り巻く宇宙開発の姿は大きく変わっていそうですね。

最終更新:5/15(月) 8:00

sorae.jp