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【千葉市長選告示】現新2氏一騎打ち 継続、刷新か焦点

5/15(月) 11:32配信

千葉日報オンライン

 任期満了に伴う千葉市長選が14日告示され、3選を目指す現職の熊谷俊人氏(39)と共産党千葉県中部地区准地区委員で新人の大野隆氏(48)=共産推薦=が、いずれも無所属で立候補を届け出た。大きな争点はなく、2期8年の熊谷市政への評価が主な焦点。97万人を抱え、3年後には東京五輪・パラリンピック競技会場になる県都で、市政運営の継続か刷新かを有権者に問う14日間の論戦がスタートした。投開票は28日。

 民進党県連と公明党県本部が支持する熊谷氏は、周辺の活性化が求められている千葉市中央区の中央公園で第一声を上げた。

 与野党の国会議員をはじめ、経済団体や労働組合などの支援者を前に、財政健全化など2期8年の実績をアピール。「3期目は“誰も置き去りにしない社会”がテーマ。きめ細やかな福祉支援政策を次の4年間こそはしっかり作り上げていく」と強調した。

 中心市街地活性化策に中央区役所の移転を挙げるなど、一つ一つ政策ビジョンを語り「市民と共に進める」と市民目線での市政継続を訴えると、支援者らは大きくうなずいた。

 熊谷氏は、支援者から花束や折り鶴が贈られ激励を受けた後、ガラス張りの選挙カーに乗り込み、遊説先へ向かった。

 市民団体が擁立した大野氏は、共産党議員や支援組織の人々が応援に駆け付けたJR千葉駅東口で第一声。「国保料1万円の引き下げを」「千葉市にカジノNO!」などと、公約が書かれた選挙カーの上に立ち、少し緊張した面持ちでマイクを握った。

 小中学校普通教室へのエアコン設置を強く主張。現市政は大型施設の開発を優先してきたと指摘し「ごみ袋の値上げや国保料が引き上げられた財政再建など何の意味もない」と、語気を強め批判した。

 演説が進むにつれ、マイクを握る手に力が入る大野氏。「市民一人一人が大切にされる千葉市を実現する。千葉市の税金の使い方をチェンジ!」と声を張り上げ市政刷新を訴えると、聴衆から「そうだ!」と拍手が送られた。

 前回市長選の投票率は31・35%と低調。大きな争点がない今回は有権者の関心が高いとはいえず、投票率の伸び悩みが懸念される。13日現在の選挙人名簿登録者数は79万7697人(男39万6394人、女40万1303人)。

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