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タカガール3万人が桃色吐息、9失点惨敗 工藤監督の猛抗議実らず、楽天にだけ負け越し

西日本スポーツ 5/15(月) 7:34配信

 ピンクに染まった本拠地が吐息に包まれた。「タカガールデー」として開催された楽天戦に先発した寺原隼人投手(33)が満塁弾を含む“2悲弾”5失点で5回途中にKOされた。タカ投手陣が計9失点する一方で、打線は岸を攻略できずに見せ場なしとブルーな母の日となった。連勝は5でストップ。首位楽天とのゲーム差は「2・5」に逆戻りだ。

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 ピンクの声援は、桃色の吐息となった。7点を追う9回の攻撃は、打者4人であっさり終了。奇跡を信じて最後の最後まで声をからした3万人を超す女性ファンもがっかりだ。勝てば0・5ゲーム差まで肉薄できていた首位楽天との直接対決で、投打ともに精彩を欠いた大敗。多くの女性を悲しませたことも重なり、工藤監督の表情も険しい。

 「何かありますか? 5回? ああ、あそこか…」。そう指揮官が振り返った不運が、大敗へのきっかけとなった。1点ビハインドの5回。先頭島内が中堅右への打球で一気に一塁ベースを蹴った際に、打球を処理した柳田の素早い返球で二塁はクロスプレーとなった。今宮のタッチに島内も天を仰ぐようなそぶりを見せたが、判定はセーフ。工藤監督はベンチから飛び出し、激しく抗議した。

 「今宮が珍しくアピールしていたので、選手から見ればアウトだった。(審判は)タッチした時に(島内の)足がベースについていたということだった」

 試合後にもまだ納得のいかない表情を見せたが、先発寺原が不運をひきずったことの方が痛い。直後に安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、茂木に満塁アーチを被弾。「(寺原は)ああいうところでのピッチングは今後の課題にはなってくる」。代わった飯田も銀次に2ランを浴び、一挙6失点となった。

 打線も、女性にまったくいいところを見せられない。今季初対戦となった岸に、7回まで4安打。今年から楽天に移籍したイケメン右腕に、目移りしてしまったタカガールがいても文句は言えない内容だ。ここまでカード別では、楽天にだけ負け越し。8試合で13被弾、対戦打率2割3分3厘、同防御率4・93と、内容も悪い。チームは5月に入って9勝2敗と好調だが、目の上の相手を苦手としていてはトップの座に君臨することは難しい。

 「切り替えて? 勝っても、毎日切り替えてます。日々新たなり」。球場を離れる際には、指揮官は普段通りの笑顔になっていた。楽天との次回対戦は交流戦明け。女性を悲しませたことは反省し、切り替えて前へ進むしかない。 

=2017/05/15付 西日本スポーツ=

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最終更新:5/15(月) 7:34

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