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【F1】ハミルトン、ベッテルとの激しいバトルを楽しむ。「これこそがレースだ!」/スペインGP

5/15(月) 6:30配信

motorsport.com 日本版

 F1第5戦スペインGPで優勝を果たしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルと繰り広げた”ヒリヒリしたバトル”が大好きだと語った。

【写真】パルクフェルメで喜びを爆発させるハミルトン

 ハミルトンはポールポジションからスペインGP決勝に臨んだが、スタートでベッテルに先行されてしまった。

 1度目のピットストップで逆転することはできなかったハミルトンだが、他車の接触で発動したバーチャルセーフティカーが終了する直前に2度目のピットイン。ベッテルとフェラーリの不意を突く形で、ギャップを詰めることに成功した。

 その翌周にピット作業を行ったベッテルがピットアウトする時には、完全にサイド・バイ・サイド。ハミルトンはベッテルと並んでターン1に進入した。

 両者はわずかに接触したものの、大きなクラッシュには至らず。ベッテルがトップをキープするが、ミディアムタイヤのベッテルに対してソフトタイヤのハミルトンが襲いかかり、44周目にトップを奪還。そのままチェッカーを受けた。

 レース後、ハミルトンは次のようにレースを振り返った。

「セブはとても速かったし、(レース序盤)彼の近くをキープするのも、(終盤)彼を引き離すのも大変だった」

「僕が覚えている中で、ここ最近で最もヒリヒリしたバトルだった。そういう戦いが僕は大好きだ。このスポーツにとって、そういう戦いが毎レース必要だ。それこそが、僕がレースに参加している理由だし、レースに惹かれた理由だ」

「4度のチャンピオンである彼と、あんな接戦をすることができて最高だった」

「僕たちは、ターン1に非常に接近した状態で進入した。僕はベッテルにスペースを与えた。そうでなければ、僕たちは接触していただろう。近かったし、クールだった」

「外部から知るのは難しいけど、熱い瞬間だった。僕はコースから外れたように感じたが、まだ横にいた」

「だけど、レースはそうあるべきだ。僕はそれを愛しているし、それは変わらないだろう」

 ミディアムタイヤを履くベッテルに対して、ハミルトンがソフトタイヤを最後まで保たせることができるかというのが、レース終盤のポイントだった。

「チームは戦略面で素晴らしい仕事をした」とハミルトンはチームを讃えた。

 ハミルトンは、最初のピットストップを遅らせるというチームからの指示に対して繰り返し疑問を呈していたが、チームは彼が良いペースをキープできれば、レース後半にチャンスがやってくると彼を説得した。

「今回はもっとも難しいレースをひとつだった。彼に追いつくのは大変だった。彼は信じられないほど速かった。彼に対抗してレースができるのは、僕の特権だった」

「最後のスティントの25周は、チームはフェラーリがタイヤが保たないと考えているようだと言ってきた。僕はそう思わなかった…」

「スティント終盤、彼が近づいてくるかと思っていたが、僕たちはそれを管理できた」

「彼ら(フェラーリ)は素晴らしい仕事をしていた。彼らにはペースがあったし、僕たちとの差は僅かだった」

Glenn Freeman