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【MLB】セレモニー登場の松井秀喜氏にNYファン総立ち「ジーター以外で最大の声援」

Full-Count 5/15(月) 17:01配信

ジーターの永久欠番セレモニーに招待、地元メディアも脱帽「何てオベーションだ!」

 ヤンキースは14日(日本時間15日)、本拠地ヤンキースタジアムで伝説のキャプテン、デレク・ジーター氏の背番号「2」を永久欠番とするセレモニーを行った。かつての戦友で、現在ヤンキースのGM特別補佐を務める松井秀喜氏もゲストとして出席。観衆からスタンディングオベーションで迎えられ、ニューヨークでの絶大な人気をあらためて証明した。地元メディアも「何てオベーションだ!」「ジーター以外で最大の声援」と脱帽している。

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 盟友ジーターの記念すべきセレモニーに、「ゴジラ」の異名で愛された松井氏も招待された。当時のクラブ幹部やジーターを見いだしたスカウト、トレーナー、デビッド・コーン元投手、ジョー・ジラルディ監督らに続いて、11番目に登場。満面の笑みを浮かべたスーツ姿の松井氏が登場すると、ジラルディ監督を遥かに凌ぐ大歓声がスタンドで巻き起こった。

 地鳴りのようなスタンディングオベーションで迎えられた松井氏は、フィールドに足を踏み入れ、満面の笑みを浮かべながら、短く右手を振る。試合を中継していたESPNの実況は「何てオベーションなんだ! ヒデキ・マツイ! チケット完売のヤンキースタジアムの観衆から、彼の名前が紹介されると大歓声が巻き起こりました」と興奮気味にレポートした。

 解説者も「ヒデキ・マツイはこの日、ジーター以外の中で、誰よりも大きなオベーションを受けたかもしれません。それは09年ワールドシリーズ第6戦目の多大な活躍からです」と同調。MLB公式サイトのヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者は、自身のツイッターで「2009年ワールドシリーズMVPのヒデキ・マツイに万雷の喝采。ジーターからはお気に入りのチームメートと呼ばれていた」と速報した。

特別な友情で結ばれたジーターと松井氏

 松井氏が登場した後には、元中堅手のバーニー・ウィリアムズ氏、「ミスター・オクトーバー」の異名をとったレジー・ジャクソン氏、元監督のジョー・トーリ氏、そして、ジーターとともに「コア4」と呼ばれた元投手のマリアノ・リベラ氏、アンディ・ペティット氏、元捕手のホルヘ・ポサダ氏ら、名門球団のレジェンドたちが次々と紹介された。

 松井氏は2003年から09年までヤンキースでジーターとチームメートとしてプレー。他人への敬意を忘れないという共通点を持つ2人は、同い年で親交も深く、お互いを「トシヨリ(年寄り)」と日本語で呼び合った。日本球史に名を残すスラッガーでありながら、常にチームプレーに徹する松井氏のスタイルにジーター氏は一目を置き、特別な友情で結ばれていた。

 09年のフィリーズとのワールドシリーズでは13打席8安打3本塁打8打点という衝撃的な活躍で、日本人として初のワールドシリーズMVPに輝いた松井氏。このシーズンを最後にヤンキースを契約満了となり、エンゼルスに移籍したが、対戦相手としてヤンキースタジアムでプレーするようになってからも、ニューヨークのファンから温かい拍手を浴びた。

 その歓迎ぶりは、松井氏が2012年限りで引退してからはさらに熱烈なものとなり、セレモニーで登場するたびにスタンディングオベーションで迎えられている。ピンストライプの名門に世界一をもたらした英雄のことをヤンキースファンはいつまでも忘れることがないようだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/15(月) 17:01

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