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乳児から高齢者、食支援考えよう 栄養士らが講座

5/15(月) 7:59配信

カナロコ by 神奈川新聞

 乳児から高齢者まで、さまざまな世代の食支援を考える公開講座「食べることは生きること」が14日、川崎市高津区溝口の高津市民館大ホールで開かれ、市民ら約400人が参加した。市内の福祉施設の管理栄養士・栄養士による川崎食支援交流会(紅谷加津江世話人代表)の主催。

 中原区でこども食堂を運営しているNPO法人「ぐらす・かわさき」のスタッフ大澤洋子さんが「家族で食卓を囲むことが当たり前でなくなり、スナック菓子を買い食いして済ませてしまうこともある」と現状を説明。「食事は子どもにとって精神的にも身体的にも健康に育つために必要なもの」と続け、独り暮らしの高齢者も楽しめるよう「地域食堂」として活動を始めたという。

 「核家族化が進み、家庭だけで子育てするのは難しい時代になった。知り合いの子どもや孫を食事に誘うなど、地域で子育てすることも大切」と子どもの食支援を呼び掛けた。

 また、特別養護老人ホームの管理栄養士の田崎京子さんが、高齢者などの災害時の備えについて解説。「阪神大震災でも東日本大震災でも野菜不足になった。野菜ジュースのストックも大切」などとアドバイスしたほか、在宅療養での栄養管理の注意点に関して専門医が指南した。