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人口1・5万人若葉台団地将来像は 基本計画の住民説明会

カナロコ by 神奈川新聞 5/15(月) 11:59配信

 県内有数の大規模団地「横浜若葉台団地」(横浜市旭区)の課題や将来像をまとめた基本計画(マスタープラン)に関する住民説明会が14日、若葉台地区センターで開かれた。「郊外住宅の理想形」として約40年前に入居が始まったが、今は少子高齢化や施設の老朽化などの課題に直面する。プラン策定を機に、若年世代の入居促進など、持続可能な在り方について意見を出し合った。

 県住宅供給公社が開発した同団地は1979年から段階的に入居が始まり、現在、分譲・賃貸を合わせて73棟(約6千戸)に約1万5千人が暮らす。東京ドーム約19個分という緑豊かな広大な敷地に、商店街やスポーツ・文化活動を楽しめるレクリエーション施設などを計画的に配置し、住民活動も活発だ。

 一方、2016年の65歳以上の割合(高齢化率)は45%。30年後には居住人口が3分の1に減少するとの推計もある。こうした危機感を背景に、自治会や管理組合などの住民組織や県公社、有識者らが約1年の議論を重ね、今年3月にプランを策定した。

 説明会には約70人が参加。県公社の担当者はプランを「今後のまちづくりを考える共通の指針で、ここからがスタート」と説明。中心街の活性化や子育て支援、住環境の改修など、六つの基本方針に基づき、議論を深めた。

 住民からは「安心して出産できる場所や、小児科の確保が若者の入居にとって重要」「用途制限の緩和で未利用地の有効活用を進め、医療・福祉施設の充実を」などの声が上がった。

 若葉台連合自治会の山岸弘樹会長(70)は「高齢化率は高いが、要介護認定者の割合は低く、元気なシニアが多い。そうした良さを持続させつつ、プランを基に、意見を出し合い戦略的に課題解決を具体化していきたい」と話した。

最終更新:5/15(月) 11:59

カナロコ by 神奈川新聞