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「入りやすくなった」 「まちゼミ」に手応え

5/15(月) 23:21配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ◆平塚・商店街連合会が魅力を発信
 平塚市内の商店街の店主自らが講師になり、商品の魅力などを買い物客らに伝える講座「まちゼミ」が好評だ。市商店街連合会(常盤卓嗣会長)が1月下旬に始めた試みで、2月中旬まで催したが、「入店しやすくなった」といった好意的な声が多く寄せられたという。常盤会長は「手応えはあった。この好機にしっかり取り組んでいきたい」と事業の広がりに期待を寄せている。

 「まちゼミ」は、全国各地で行われている同様の取り組みを参考に、同連合会が企画。大型商業施設との差別化と集客などを図る目的で行われた。

 JR平塚駅北口の商店街を中心に19店舗が趣旨に賛同。雑貨店が地場産米を使ったおにぎりの作り方を教えたり、時計店が天然石ネックレスの手作り教室を開いたり。開催日は各店舗が商売の手を休め、22講座を計58回開いた。

 1回目のまちゼミを終えて、同連合会は受講した市民や参加した店舗を対象にアンケートを実施。205人(男性44、女性161)の99%が「満足」と答え、自由記述の欄では「(店主の)人柄を知ることができた」「敷居の高かった店に触れたことで、また来たいと思った」「月に何度か開催を」との声があった。

 参加店側も「実演・体験なので理解してもらえた」「教える側を担うことで店員の技術向上や仕事見直しにつながった」などとおおむね好評。反省点として準備不足や店側の負担軽減、時間配分の難しさなどの課題も挙げられた。

 また、取り上げてほしいテーマとして家庭料理のヒント講座、子どもの成長に合わせた保険講座など多様なニーズが分かった。年内にも第2弾を行いたいという常盤会長は「商工会議所を巻き込んで開催する」と話し、参加店舗の拡大にも意欲を示した。