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【沖縄復帰45年】活気づく県経済 観光客数は20倍に

沖縄タイムス 5/15(月) 11:05配信

 沖縄は15日で復帰45年を迎えた。この間、国から約12兆1千億円の関係予算が投じられた。2016年度、有効求人倍率は復帰後初めて1倍に達し、完全失業率も23年ぶりに4%台に改善。16年の観光客数は861万人で、復帰時の約20倍に増えるなど県経済は活気づいている。

 ■伸びが著しい外国人観光客

 2016年の観光客数は前年比11%増の861万3100人で、3年連続の2桁増となり、4年連続で最高記録を更新した。観光客数は復帰した1972年の44万3692人から右肩上がりに増え、近年は外国人観光客の伸びが著しい。全体に占める割合も復帰当時の5・8%から、16年は24・2%と、4人に1人は外国客となっている。

 円安による訪日旅行数の増加や海外航空路線の拡充、クルーズ船の寄港回数の増加などから、12年ごろから台湾や韓国、中国、香港を中心に外国客は急増。

 今年2月にタイ・バンコク-那覇間に格安航空会社が就航し、東南アジアからの入域増が期待されることなどから、県は外国客は好調さを維持するとみる。景気は回復基調にあり、国内旅行市場も堅調に推移すると予測している。

 14年の観光収入は5342億円と、1972年(324億円)比で16倍に増えた。県は15年度の旅行・観光の経済波及効果を1兆143億円と推計。観光の好調さは関連産業の求人を増加させるなど、雇用環境も改善させている。

最終更新:5/15(月) 11:05

沖縄タイムス