ここから本文です

エコツーリズム「おいけん」特別賞

Web東奥 5/15(月) 10:46配信

 青森県十和田市のNPO法人「奥入瀬自然観光資源研究会(略称・おいけん)」(河井大輔理事長)が、2016エコツーリズム大賞(環境省、NPO法人日本エコツーリズム協会主催)の特別賞を受賞した。14日、受賞を記念し同市のサン・ロイヤルとわだでフォーラムを開催、奥入瀬渓流の自然観光資源調査結果の報告や動画の上映を行った。
 同研究会は、奥入瀬渓流周辺のコケなどの時間をかけた自然観察ツアーや環境教育の取り組みが評価され、特別賞に輝いた。
 この日のフォーラムには、観光関係者ら約70人が参加。受賞報告に続いて河井理事長が、2015、16年度に県から委託を受け行った奥入瀬自然観光資源調査の取り組みを紹介した。
 その中で河井理事長は、渓流の利活用を考える上で「観光地であると同時に保護区であることを絶対に忘れてはならない」と強調。「フィールドミュージアムとしての奥入瀬渓流の中に、実際にどんな素材があり、どこにどのように分布しているか知る必要があり調査を進めた」とした。
 奥入瀬の魅力については遊歩道のすぐそばで、研究者が心酔する植物が見られること-などを挙げ、「素晴らしい景観だというところから一歩進んで、奥入瀬の自然の何がどう豊かかをしっかり伝えていかなければならない」と訴えた。その上で、「集めたデータを多くの人と共有していかないといけない。蓄積された情報や知見を誰もが共有し使用していくことがガイドの人材育成につながっていく」と述べた。
 このほか、国が認定する観光カリスマの山田桂一郎氏が「これからの奥入瀬エコツーリズム」と題し記念講演した。

東奥日報社

最終更新:5/15(月) 10:46

Web東奥