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香港株上昇、H株指数は3月以来の高値-中国インフラ投資計画を好感

5/15(月) 15:10配信

Bloomberg

15日の香港株式相場は上昇。中国本土銘柄で構成するハンセン中国企業株(H株)指数が3月以来の高値で引けた。中国の習近平国家主席がインフラ投資計画を公表したほか、本土で金融リスク抑止策が講じられる中で本土からの資金流入も続いた。

H株指数は前週末比1.6%高の10450.35で終了。証券株が上げを主導。中国銀河証券(6881 HK)は5%高となった。インフラ銘柄の中では、中国建築国際集団(3311 HK)が1.8%高と上げが目立った。ハンセン指数は0.9%上昇した。

KGIアジアのエグゼクティブディレクター、ベン・クウォン氏(香港在勤)は、「中国から香港への資金流入が増えている」と指摘。現代版シルクロード構想「一帯一路」に関するサミットについて、「インフラなどの関連銘柄を買う口実を投資家に提供しているが、これは非常に短期的と考えている。中国当局によるレバレッジ削減の取り組みがあるため、全般的な雰囲気は引き続き若干タイト気味だ」と述べた。

本土市場では上海総合指数が0.2%高で引けた。ランサムウエアによる世界的な攻撃を受け、中国の情報セキュリティー向けの支出が増えるとの見方からサイバーセキュリティー銘柄が買われ、北京VRVソフトウエア(300352 CH)や北京啓明星辰信息技術(002439 CH)などが値幅制限いっぱいの10%高となった。

原題:China’s H Shares Jump to Highest Since March as Xi Hosts Summit(抜粋)

Kana Nishizawa

最終更新:5/15(月) 18:55
Bloomberg