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「Apple Watch」、不整脈の検知に利用可能?--米大学ら研究

CNET Japan 5/15(月) 10:49配信

 カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究で、フィットネストラッカーが、深刻な不整脈の一種の診断に役立つ可能性があることが示唆されているという。

 Cardiogramとカリフォルニア大学の研究者らが米国時間5月11日に公表した共同研究では、「Apple Watch」(とCardiogramのアルゴリズム)を使用して、6158人の心拍数および心電図データが収集された。その目的は、Apple Watchのセンサが正常な心拍リズムと心房細動(AF)を区別できるかどうかを確認することにあった。そして、区別可能という結果が得られたようだ。AFを97%の精度で検知できることがこの研究で明らかになったという。

 AFは深刻な不整脈の一種で、心不全などのリスク増加に関連付けられる。AFを患う人は、心臓の動悸や疲労を感じる場合もあるが、症状を伴わないこともあるため、すぐに見つからない可能性もある。今回の研究結果は前途有望だが、健康状態の診断でウェアラブル機器やアプリに暗黙的に頼ってよいということにはならない。

 UCSFの心臓学専門医のGregory M. Marcus氏は、「モバイル技術によるスクリーニングが、それよりも標準的なモニタリング方法に代わることはないが、リスクの増加を正しく判定し、未診断のAF件数を減らすことにつながる可能性がある」と述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

最終更新:5/15(月) 10:49

CNET Japan