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「文教」構想 賛否拮抗 予算再審議、16日採決 伊豆市

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/16(火) 7:36配信

 伊豆市が計画する「文教ガーデンシティ」構想について、3月に否決された予算を再度審議する市議会第3回臨時会が15日、開会した。議案が付託された常任委員会では第1委員会で否決(賛成3、反対4)、第2委員会で可決(賛成4、反対3)と判断が分かれ、流動的な状況。16日に本会議採決を行う。

 委員会採決では、所属する委員会の所管分の予算に限った判断となったが、3月の市議会で市当局の原案に反対した議員1人が賛成に回った。合計の賛否の議員数では賛成7、反対7(委員長2人除く)。3月の本会議の採決では賛成6、反対8、棄権1だった。

 臨時会に上程されたのは、3月の市議会で否決されて除いた同構想の関連事業費8億1800万円を盛り込んだ一般会計補正予算案。菊地豊市長は提案理由で、「教育環境を整備し、次世代人口を確保する同構想の事業はまさに今行うべきこと」と強調した。

 続けて行った本会議と委員会の質疑では、教科ごとに専用教室を設ける「教科教室型」の新中学校の学校運営方式が主な議題となった。西井伸美教育長は、2020年度開校時の中学3年生については従来の普通教室を設けて運営し、1、2年生は教科教室型で実施するとの新たな方針を示した。菊地市長も「生徒指導の態勢など今後具体化する内容は柔軟に検討する」と述べた。

 16日は本会議を再開し、討論、採決を行う。現時点で賛否は拮抗(きっこう)。菊地市長は合併特例債の活用期限や地権者との交渉の面などから、今回の審議を「ラストチャンス」としていて、否決の場合、構想を白紙撤回する考えを示している。

静岡新聞社

最終更新:5/16(火) 7:36

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS