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復興応援ナースを募集 阿蘇温泉券や住居を提供

産経新聞 5/16(火) 7:55配信

 熊本県は15日、熊本地震の影響で看護職員の不足が慢性化している阿蘇地域の医療機関に人材を呼び込もうと、最短1カ月間から就労できる「くまもと復興応援ナース」の募集を始めた。住居を提供するほか、阿蘇の魅力を体感できるように、温泉や観光施設の無料券も用意した。被災地域の医療体制の立て直しを目指す。

 県などによると、県内では昨年4月の地震後に看護職員延べ216人が離職した。このうち阿蘇地域は、病院の一時閉鎖に加え、国道57号やJR豊肥線の寸断による通勤負担増もあり約60人に上った。人手不足の状態は現在も続き、人繰りに影響が出ているという。

 対象は看護師、准看護師、保健師、助産師の資格を持つ人で、阿蘇医療センター(阿蘇市)など6病院で計20人以上の確保を目指す。雇用は非常勤で、期間は1カ月から1年程度という。

 県は同日、人材確保に向けた覚書を県看護協会と締結した。同会の嶋田晶子会長は「一人でも多くの人に阿蘇を支援してもらいたい」と話した。

最終更新:5/16(火) 7:55

産経新聞