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マクラーレン・ホンダを単独最下位に追いやったザウバー「今後も全力を尽くす」

5/16(火) 11:55配信

TopNews

これまでマクラーレン・ホンダとともにノーポイントだったザウバーだが、ついに先週末にバルセロナで行われた今季のF1第5戦スペインGPで4ポイントを獲得。これにより、いまだノーポイントのマクラーレン・ホンダがついに単独最下位に位置付けられてしまった。

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ザウバーに貴重なポイントをもたらしたのは、今年1月にアメリカのマイアミで行われたROC(レース・オブ・チャンピオンズ)で起きたクラッシュで負傷し、開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPを欠場したパスカル・ウェーレインだった。

■開幕2戦欠場のウェーレインがポイント獲得

メルボルンで行われた開幕戦オーストラリアGPの金曜フリー走行には出走していたウェーレインだったが、セッション後に体調が不十分だとして土曜日以降の出走を断念。急きょフェラーリの控えドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィが代役に起用されるという事態となっていた。

続く第2戦の中国も出走を見合わせたウェーレインに対し、メディアやF1関係者の中にはウェーレイン本人のプロ意識の欠如を示唆する声もあった。

だが、先週末のスペインGP決勝では1回ストップ作戦でレースを戦い抜いたウェーレインが見事に8位入賞を果たしてみせた。

ザウバーの女性チーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、スペインGPでの結果を受けて次のように語った。

「私はあの時すでに彼に対する批判は完全にアンフェアで倫理に反するものだと発言しました。そうした批判を行っていた人たちが今日は何と言うのか知りたいと思っています」

■マクラーレンに逆転されないよう全力で取り組み続ける

来季はホンダパワーユニットを搭載することが決まっているザウバーだが、今回ウェーレインがポイントを獲得したことで、現在唯一のホンダユーザーであるマクラーレンを単独最下位に追い込んでしまった。まだ今シーズンもあと15レースを残しているとはいえ、名門マクラーレンにとって単独最下位というのは大きな屈辱に違いない。

今後もこのままマクラーレン・ホンダの上に立ち続けていけると思うかと質問されたカルテンボーンは次のように答えた。

「まったく分かりません」

「しかし、私たちはマクラーレンのような強い相手を過小評価することはありません。マクラーレンは大規模で経験豊かなチームですからね」

そう語った46歳のカルテンボーンは、次のように付け加えた。

「彼らは私たちよりもはるかに大きな資源と人材を抱えています。ですから私たちはそのことを念頭に置きながらシーズンを通じて懸命に取り組み続けていきます」

最終更新:5/16(火) 11:55
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