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【WITB】宮里優作セットでアマが真似して良い点、悪い点 

5/16(火) 17:54配信

ゴルフ情報ALBA.Net

国内男子メジャー初戦の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」で、宮里優作がトータル12アンダーで見事逆転優勝。2戦連続Vとなるツアー通算5勝目を記録し、初の年間複数回優勝を手にした。前の試合から構成はほとんど変わっていないが、宮里のクラブセッティングに注目して、アマチュアが参考になる点、参考にならない点があるかを検証してみた。

宮里一家大集合!故郷での優勝は格別!

今季1勝目を挙げた際に話題となったロフト17.5度の2番ユーティリティ「TOUR B XD-HI」。本人も「ティショットで林よりも低い球を打てるため、風が舞うコースにピッタリはまった。武器の一つとしていい役割を果たしています」と絶賛していた頼りになる相棒だ。「日本プロゴルフ選手権」でも風が強くタフなコンディションの中、方向性を保つためにティショットやセカンドショットで活躍していた。

「今回2UTについて前回の試合から振りが若干重くなって球を噛んでいるとの相談があり、若干クラブバランスを軽くして、アイアンと同じフィーリングでスイングできるようになりました。宮里プロは1Wが飛距離290Y、3Wが飛距離260Y、2UTが飛距離240Y、3Iが飛距離220Yと2UTの部分で様々な距離で多用。ティショットでも使用するし、ロングホールの2打目でも使用するし、頼りになる相棒です。ソール幅がやや広く低重心ヘッドなので、やさしく飛ばしたり、低く打ち出したりと様々なショットで使えます」(ブリヂストンスポーツ/レップ)。

アイアンから上の番手、アマチュアであれば5番アイアン以上となるだろうが、「ユーティリティを使う飛距離170Y~200Yの番手で、自分に合った頼りになるクラブがあるかどうかでスコアメイクも変わってきます。この番手でフェアウェイ、ラフ、傾斜などを攻略するユーティリティがあれば安心してスコアメイクができるようになります」(クラブデザイナー宮城裕治氏)。また、ミスしがちな5番アイアンの代わりに短く持って使用することも可能。長い距離、短い距離でまさしくお助けクラブとして活躍するため、自分に合ったシャフトやヘッドを探すことがアマチュアには大切となる。

ウェッジは52度、58度で番手を構成。「ややアドレスでフェースを開いて使いたい宮里プロは、やはりバンス角は少なめを好みます。52度がバンス角8度、58度がバンス角10度と少なめ。ソールもヒール側を落としたりして、フェースを開いてもスムーズに打てるようにしています。ただ、このバンス角だとミスにシビアに。アマチュアが使う場合は、やはりバンス角は多めのほうが手前でダフってもソールがスムーズに抜けます」(ブリヂストンスポーツ/レップ)。できれば、ヒール幅は広いほうがよりリーティングエッジから刺さりにくくなり、ダフリに対して寛容に。プロの真似をしてバンス少なめ、ヒール幅狭めをチョイスするのは得策ではないだろう。

プロのクラブは参考になるポイントが多いが、同時にアマチュアが参考にならない部分も確かにある。クラブセッティングの際は、その点も注視してみてはいかがだろうか。

【宮里優作のクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:ピン Gドライバー (9°)
(ツアーAD MJ7-TX/46インチ)
3W:ピン Gフェアウェイウッド (14.5°)
2U:BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-HI PROTO (17.5°、ツアーAD UT95/X)
3I~PW:BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-B PROTO(NSPRO モーダス3システム3ツアー/X)
PS、SW:BRIDGESTONE GOLF TOUR B WEDGE XW-2 PROTO(52°、58°、NSPRO モーダス3システム3ツアー/X)
PT:スコッティキャメロン フューチュラ X5 PROTO
BALL:BRIDGESTONE GOLF TOUR B330X Bマーク

(撮影:鈴木健夫)<ゴルフ情報ALBA.Net>