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老若男女100人が連日猛稽古 高崎第九合唱団、28日に大公演

産経新聞 5/16(火) 7:55配信

 設立から43年を数え、内外で公演活動をしてきた高崎第九合唱団(赤羽洋子団長)のメイコンサートが28日、高崎市の群馬音楽センターで開かれる。約100人の団員がオペラ「カルメン」を上演し、八木節や島唄なども披露する予定。年1回の大公演を目前にし、団員らの稽古は佳境を迎えている。

 今回の公演には、20~80代という幅広い年齢層の団員約100人が、今年1月から歌詞を覚えるなどの稽古を重ねる。毎週木曜日の通常のものに加え、ゴールデンウイーク中の4日には高崎市内で約2時間の特別稽古を行った。

 この日は、「カルメン」でタイトルロールを演じる高崎市出身のソプラノ歌手、出来田三智子さんも参加。団員らは、舞台となる1820年代ごろのスペインにあるたばこ工場で働く人のイメージで、各自が用意した衣装に身を包んで稽古に臨んだ。赤羽団長が「地面に向かって歌わないで」「表情が暗い」などと声を上げて指導する中、舞台上での動きや表情のよしあしなど細かい点まで確認した。

 高崎第九は、昭和49年に設立され、団員はプロからアマチュアまでの老若男女約140人に上る。

 「音楽を通じて、世界を平和にしたい」(赤羽団長)との思いで、毎年5月ごろにオペラなどを披露するメイコンサートを実施しているほか、ベートーベンの祖国ドイツなどを含めた海外公演も8回実現している。

 特別稽古での仕上がりについて赤羽団長は「まだまだです」と表情を引き締めるが、「カルメンは日本人が大好きなオペラ。誰でも1回は聞いたことがある曲が出てくるので、ぜひ公演に足を運んでほしい」と話している。

 チケットは全席自由で1千円。公演は28日午後2時から。チケット問い合わせは(電)070・4455・2190。

最終更新:5/16(火) 7:55

産経新聞