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泰澄伝説や背景知ろう 白山開山1300年を記念し特別展

北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ 5/16(火) 11:18配信

 白山開山1300年を記念した特別展「泰澄伝説が生まれたころの越国」が福井市の県立こども歴史文化館で開かれている。7、8世紀を生きたとされる泰澄の活動が「伝記」として広がった10~14世紀に焦点を当て、史料やパネルを展示。伝えられる泰澄像、当時の越国(現在の北陸地方)の様子を分かりやすく紹介している。6月4日まで。

 特別展は▽泰澄伝説▽越国▽白山信仰三大拠点の宝物―の3テーマに分け計59点を展示。泰澄伝説は、同館作製の紙芝居をパネルで展示して紹介。泰澄が誕生してから白山を開くまでの物語を、18枚のイラストと文章で分かりやすく説明している。

 越国のコーナーでは、文字や仏教が地方で当時広まったことを説明。使われていたすずりや、僧が山中で修行する際に用いたとされる飲食用の土器などを展示している。

 宝物は石川、岐阜、勝山市にある白山信仰三大拠点の神社などが所蔵する、掛け軸や幅1・9メートルの絵馬、笏谷石の石仏など貴重な史料が並ぶ。長滝白山神社(岐阜)の版木は、徳川家康が諸大名と大切な約束を交わす際、「破ると白山神の天罰が下る」として愛用した護符に使ったという。
 
 泰澄が白山の山頂で出会ったと伝えられる九頭竜をペーパークラフトで再現した高さ約2メートルの模型もある。同館では「泰澄伝説とその伝説が生まれた時代背景を学んで、福井の歴史や文化に興味を持つきっかけにしてもらえたら」としている。

最終更新:5/16(火) 11:18

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