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コーチ無視でも打率3割 好調楽天支える2年目・茂木の頑固頭

日刊ゲンダイDIGITAL 5/16(火) 12:02配信

 開幕から首位をキープしている楽天。チームの数字を見ると、失点数(106)、打率(.267)、防御率(2.97)、本塁打数(35)はリーグトップ。中でも、打力でチームを支えているのが、本塁打数チームトップを走る茂木栄五郎(23)だ。助っ人外国人のペゲーロ(30)と並んで8本塁打。打率も.308でチーム2位。ヒットも量産できる長距離バッターとして注目されている。

 2015年のドラフト3位で楽天に入団した茂木は昨季、新人として開幕一軍を勝ち取ると、117試合に出場し、チーム最高打率(.278)を残した。

 好調の理由を聞くと、「(梨田)監督がどういう意図で自分を1番に起用したのかを考えながら、四球狙いではなくあくまでヒットで塁に出ることを意識しています。そのためにはタイミング負けしないことと、相手が嫌がることは何かを考えて打席に立っている」と落ち着いた口調で話す。

 成績やたたずまいを見れば、チームを引っ張る「主砲」だが、まだ2年目の若手。先輩たちの誘いは断れない立場でもある。しかし、世の中のサラリーマンたちには当たり前の「飲みニケーション」はしない。

「酒はまったく飲まないですね。嫌いなので。先輩とご飯に行って勧められても飲みません」

 ブレない男は、野球に対しても自分の意志を貫いている。

「コーチには放っておかれていますね。いろいろ言っても、僕があまりにも言うことを聞かないから諦めたんだと思います。昔から頑固で、人の言うことを聞かないですね。練習でも打席でも、自分なりに状況を考えて判断しています」

 早大2年の秋、不整脈の手術を受けたときは「もう野球ができないかもという不安より、レギュラーに戻ってやるという気持ちが強く、その一心でリハビリした」という。楽天の生え抜き選手で2ケタ本塁打を打てば、球団史上初の快挙。このまま我が道を突っ走り、チームを優勝に導くか。

最終更新:5/16(火) 12:02

日刊ゲンダイDIGITAL

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