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<B1仙台陥落>個の差 戦術では埋められず

河北新報 5/16(火) 12:15配信

 バスケットボール男子、B1仙台が14日、今季の日程を終えて2部降格が決まった。レギュラーシーズンは14勝46敗で東地区最下位(6位)、bj時代を含めチーム初のリーグ最下位(18位)に沈み、残留プレーオフは1回戦で敗退した。bjリーグとNBLが統合して生まれた国内最高峰の新リーグ。戦い抜くには選手、コーチ陣、フロントの全てで脆弱(ぜいじゃく)だった。混迷を極めた今季の戦いを見つめ直す。(佐藤夏樹)

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◎混迷のシーズン(上)

<リーグ最小身長>

 仙台を引っ張り続けた主将は、覚悟していたかのように落ち着いていた。

 13、14両日に富山市総合体育館であった富山とのプレーオフ1回戦。連敗してB2降格が決まると、志村は敵地に駆け付けたブースターに対し頭を下げ、最悪の結末をわびた。

 「(チームとしても個人としても)崩壊していた。誰も止められなかった」

 B1初年度、日本代表や実績ある外国人をそろえる旧NBL勢に、個のレベルの差を見せつけられた。

 「仙台の年俸総額は、NBA経験のある強豪チームの外国人選手1人と同程度」(チーム関係者)。戦術でカバーできる範囲は超えていた。4月9日、優勝候補のA東京戦でリーグ最下位に転落する大敗を喫した後、志村は「タレントのレベルが違う。真っ向からぶつかって勝てないのは誰が見ても分かる」と嘆いた。

 バスケは身長がものをいうスポーツだ。仙台の平均はリーグ最小の186.1センチ。特に日本人は190センチ台半ばの選手をそろえるNBL勢に対し、常に10センチ程度の身長差があった。

 高さで劣ると、まず守りが苦しくなる。歩幅が小さいので外のシュートを防ぐにも駆け寄るのが遅れる。相手の前に立ちはだかったとき、遮ることのできる視野の範囲が少なく、パスも簡単にさばかれる。リバウンド争いも競り負ける。

 相手の圧力を受けるのは攻撃も同じ。3点シュートのチーム成功率はリーグ最低の27.2%。シューターの片岡、熊谷、佐藤ですら20%台と散々だった。

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最終更新:5/16(火) 14:01

河北新報