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立命大・東、プロ志向 最速152キロ、2度の無安打無得点

京都新聞 5/16(火) 17:00配信

 立命大の東(あずま)克樹(4年、愛工大名電)が5日の関大戦で無安打無得点試合を達成した。昨春の京大戦に続いて2度目となり、リーグ史上初の複数回の達成者となった。偉業を17奪三振の好投で刻んだ左腕は「このピッチャーすごいな、と思ってもらえる投球ができればうれしい」と話す。
 関大戦は最速152キロの直球を軸にチェンジアップを効果的に混ぜた。味方の援護もあり6-0で迎えた最終回は「一人ずつアウトを取る」と集中力を切らさず、最後の打者も三振で締めた。後藤監督は「球速、コントロール、精神力、どれも入学してすぐの頃とは雲泥の差だろう」と成長を認める。
 三重県四日市市出身で、高校は愛知の強豪愛工大名電へ進んだ。親元を離れて寮生活を送りつつ、努力を重ねてエースの座をつかんだ。3年夏に甲子園に出場したが、先発した初戦で聖光学院(福島)に敗れた。
 大学入学時の球速は142キロ。「上の世界で生きていくには足りない」と考えた。トレーナーらの助言を受け、軸足をぶれさせずに上半身を回す練習や体幹トレーニングを積んだ。170センチ、70キロと小柄だった体を鍛え上げ、体重は75キロまで増やした。球速は一年ごとにベストを更新。「冬場の練習の成果」と自負する。
 気分転換は練習後に仲間内で楽しむサッカー。試合観戦やテレビゲームにも親しみ、「野球より好きかもしれない」と笑う。理想とする投手はプロ野球ヤクルトの左腕・石川雅規。卒業後はプロ入りを目指しており、「27日からの同志社戦は観客も多いはず。自分の投球を見せられたら」と伝統の戦いでアピールを狙う。

最終更新:5/16(火) 17:00

京都新聞