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18歳選挙権で龍ケ崎の高校で出前授業 演説・模擬投票に「実感湧いた」

産経新聞 5/16(火) 7:55配信

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、若い世代に選挙への関心を高めてもらおうと、龍ケ崎市は15日、愛国学園大付属龍ケ崎高(同市若柴町)で選挙制度の出前授業を開き、3年生約60人が市長選を想定した模擬投票を体験した。

 授業では市職員がスライドを使い、若者が選挙に行くことの意義や投票の方法、選挙運動での禁止事項などを説明した。実際の選挙で使用している投票箱や記載台を配置し、投票の流れも実演した。

 模擬投票では生徒4人が候補者役を務め、「消費税の20%引き上げ」や「原発に依存しないエネルギー体系の構築」など、それぞれの公約を発表した。演説を聞き終えた生徒は次々と投票用紙に候補者役の名前を書き、投票箱に投函(とうかん)した。

 候補者役の結山のりこさん(18)は「難しい言葉を使わず、分かりやすくした」と振り返った。投票を体験した瀬谷亜珠沙さん(17)は「先のことだと思っていたが、(授業で)実感が湧いた」、高嶋亜美さん(17)は「選挙は自分の生活に関わってくるので、投票した方がいいと思った」とそれぞれ感想を語った。

 年度内は知事選や同市長選が予定されている。若年層の投票率は低下する傾向にあるといい、同市の出前授業には若い世代に投票を促す狙いがある。市の担当者は「18歳はぜひ投票に来てもらいたい」と話している。(海老原由紀)

最終更新:5/16(火) 7:55

産経新聞