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「文教」予算を再度否決 市は構想白紙撤回へ 伊豆市議会臨時会

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/16(火) 12:31配信

 伊豆市議会第3回臨時会は2日目の16日、市の計画する「文教ガーデンシティ」構想の関連事業費8億1800万円を盛り込んだ一般会計補正予算案の採決を行い、賛成7、反対8の賛成少数で否決した。市議会は3月に続き再度ノーを突き付け、菊地豊市長はこれまで明言していた通り、同構想を白紙撤回する考えを示した。

 同構想は市内3校を統合した新中学校、こども園、公園などを一体的に整備する計画。反対する議員は「新中学校に採用予定の教科教室型の学校運営方式は時期尚早」「計画内容が基本コンセプトを見失っている」などの討論を行った。15日の臨時会初日に行った常任委員会の採決では、これまで反対していた議員1人が賛成に回り、全体の構想に対する賛否は議長を除いて賛成7、反対8という情勢に変わっていたがそれ以外の動きはなかった。

 否決された補正予算の主な内容は、同構想の新中学校整備事業費3億700万円、道路整備事業費2億7200万円など。こども園や公園、防災施設の事業予算も含んでいる。

 同構想を巡っては、市議会が3月定例会で構想の関連事業費を削除した議員発議の一般会計予算修正案を可決したが、菊地市長が「再議」を申し立てて臨時会を開催。しかし同修正案、市当局の原案ともに否決され、予算案が廃案となった。再度開いた3月末の臨時会では、市民生活への影響を配慮して構想の大部分を除いた予算案を市が再提出して可決。構想推進を目指し、再び市が除いた部分の予算を今回の臨時会に提出していた。

静岡新聞社

最終更新:5/16(火) 13:53

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS