ここから本文です

<捜査用似顔絵>漫画家が山口県警にテクニック伝授  

毎日新聞 5/16(火) 10:30配信

 山口県警は15日、事件捜査や行方不明者捜索に使われる「捜査用似顔絵」の作成技術向上のため、山口市の県警本部で講習会を開いた。

 初心者を含む警察官58人が参加し、現役の似顔絵捜査官と、下関市の東亜大学アート・デザイン学科などで教える漫画家、わだかづよさんから手ほどきを受けた。

 講義で捜査官は、江戸時代の「人相書き」から続く似顔絵の歴史や、描くときのこつなどをレクチャー。わださんは漫画のテクニックを使い、線の入れ方や顔のパーツの置き方で年齢や表情を描き分ける方法について説明した。実習では、強盗犯に扮(ふん)した警察官2人が侵入し“事件”を目撃した参加者が記憶を基に似顔絵に挑戦したが「特徴を捉えるのが難しい」と苦戦する声も漏れた。

 また、目撃者の話を聞き取りながら絵を完成させる実習もあった。似顔絵は初めてという下関署の松尾紗央理巡査長(25)は「目撃者のイメージと、こちらが思い浮かべるものにずれがあるので難しい」と話していた。【坂野日向子】

最終更新:5/16(火) 10:33

毎日新聞