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『黒い砂漠』ペガサスのような9世代馬で新エリア・カーマスリビアを激走! メディア対抗レースリポート

ファミ通.com 5/16(火) 17:02配信

文・取材:編集部 ミス・ユースケ

●メディア対抗カーマスリビア・キャノンボール開幕
 2017年5月17日にPC用MMORPG『黒い砂漠』にアップデートが実施され、新エリア・カーマスリビアと9世代馬(幻想馬)“アドゥアナート”が実装される。

 某日、この2要素を使ったメディア対抗キャノンボールが実施された。“キャノンボール”とはアメリカ大陸横断レースを題材にした映画のタイトルで、長距離を移動する高速レースを指すこともある。

 このレースにファミ通.com代表として僕、ミス・ユースケも出馬。白熱のレースの模様をリポートする。

 結果を先に言うと、優勝しました。

●本気を出して1位を狙います
 レースのリポートに入る前に、『黒い砂漠』における“馬”について簡単に説明。馬はいわゆる“騎乗用ペット”で、乗ると移動スピードが飛躍的にアップする。

 本作は世界が非常に広いため、快適にプレイするために馬はなくてはならない存在だ。序盤の街・ハイデルに「女房を質に入れてでも馬を買え」ということわざが伝わっているくらいである。嘘だが。

 馬は戦闘や移動に便利なスキルを習得し、交配で世代を重ねるごとに能力が高くなる。愛馬の育成に情熱を傾けるプレイヤーも多く、「この人がやってるのは競走馬育成ゲームなのかな」と感じるほど入れ込む人もいる。これはわりとマジ。

 今回のレースで使われるのは、5月17日のアップデート“神樹の宿りし聖域”で実装される待望の9世代馬(幻想馬)アドゥアナート。9世代馬(幻想馬)はスピードが速いだけでなく、グラフィックが幻想的で、特殊なスキルも習得する。つまり、馬を超えた馬。オーバー・ザ・馬。

 そんな9世代馬(幻想馬)は交配に加えて特殊な条件を経て誕生する。入手方法は以下のとおりだ。

【9世代馬(幻想馬)の入手方法】
・8世代の駿馬(特定のスキルを覚えている馬)を用意

・メディアの“石尻尾の馬牧場”の厩舎番に預ける

・3種類の訓練を行い、熟練度の合計値を200%にする

・ランクアップに挑戦し、成功すると晴れて9世代馬(幻想馬)に!

 ランクアップは失敗することもある。その場合は熟練度がゼロに戻るが、クロン石が100個あれば熟練度の減少を半分で抑えられる。ちなみに、クロン石のひとつあたりの価格は100万シルバー(つまり、100万×100で1億シルバー)だ。うおお……。

 このように、気軽に手に入れられるものではないが、それでも難関に挑む価値があるのが9世代馬(幻想馬)なのだ。なんてったって、かっこいい。

 9世代馬(幻想馬)アドゥアナートはペガサスのような翼を有している。2段ジャンプからの滑空が可能で、より移動に特化した馬と言える。さらに、待機中(未搭乗時)に自動回復するスキル“駿馬の誇り”も習得するのが地味に便利。

 運営スタッフさんが「みなさん、そろそろ……」と切なそうな声を出し始めたので、スタート地点に集合した。まずはルールの確認。

【キャノンボール基本ルール】
(1)指定されたチェックポイントを回る
(2)15枚以上のスクリーンショットを撮影する
(3)ルートのどこかにいる“カイザーグリフォン”を撮影する

 コースは新実装のカーマスリビア。緑の多い神秘的な地域だ。スタート地点の“カポック警備所”から高台にそびえる“バルタラ-修練の祭壇”を目指し、“レモリア中部キャンプ”、“影の木の森”を通ってゴールの“知恵の古木”へ至る。

(※地名などは開発段階のもののため、実装時に変更となる可能性があります)

 キャノンボールというだけあって、なかなかの移動距離だ。(2)は「レースに夢中になって新地域を見てもらえないのは悲しいから」という理由で設けられたルールらしいので、あまり気にしなくて大丈夫。

 ポイントは(3)。カイザーグリフォンはいわゆるネームドとボスの中間くらいに位置する大型の新モンスターで、ルートのどこかに出現するそうだ。ロスなく探し出せるだろうか。

 横一線に整列後、レースの火ぶたが切って落とされた。まずは森を抜けて山道を駆けあがる。

 やはりアドゥアナートのスピードはすごかった。風を感じ、木々を置き去りにし、そしてドリフトで崖から落ちかける。プレイヤーのみなさんにおかれましては安全運転に務めていただければ幸いである。

 僕はスタート時点では2番手につけていたが、山の中腹に差し掛かる頃にはトップの人が見えなくなっていた。道に迷ったらしい。『黒い砂漠』では目的地を設定すると安全なルートが表示されるのだが、それを無視して最短距離を突っ切ろうとしたのかもしれない。

 もしくは崖から落ちた。大自然は非情である。

 ほどなくして“バルタラ-修練の祭壇”に到着。崖の上に建てられた祭壇だけに、見晴らしがすごくよかった。

 続くチェックポイントの“レモリア中部キャンプ”は遥か彼方の崖下。高所から落ちると大ダメージを受けるので、ふつうに行こうとすると迂回するしかない。急いでも数分はかかる。

 でも大丈夫。僕はいま翼の生えたアドゥアナートと人馬一体になっている。滑空能力を活かせばノーダメージかつ短時間でレモリア中部キャンプに行けるはずだ。勇気を持って大空に飛びだした。

 滑空は気持ちよかった。間違いなく気持ちよかった。だが、途中で操作を誤って墜落。愛馬が戦闘不能になってしまった。

 事故の原因は明確である。滑空スキルを発動させるEキーを押しっぱなしにしていればノーダメージで着地できるのだが、旋回時に指を離してしまったのだ。わーわー騒いでいたら、隣りの席の人が「馬って死ぬんですか?」と哲学的なことをつぶやいた。

 嘆いていても仕方ない。戦闘不能になっても競技は続行されるので、馬を復活させるために近くの村を目指すことにした。

 馬を失って移動速度が落ちているので、安全に回り道をしていると抜かれる可能性がある。負けたくない一心で、モンスターの横をすり抜けて最短距離を突っ切ることにした。

 ……のだが、そもそもカーマスリビアは高レベル帯向けのエリアだ。出現モンスターが全体的に強い。ひとりで切り抜けられるのだろうか。

 動揺で戦闘時のスクリーンショットを撮り忘れてしまった。上の写真は戦闘不能になって近くの村で復活するまでのロード画面だ。“変異した古木エント”3体に囲まれたらやられるよな、と思う。きみら強んだから群生するなよ、と言いたい。

 周りの人を見まわすと、わりと戦闘不能になってた。「敵は本当に強いので簡単に死にます」(スタッフさん)。そういうの早く言って!

 だが、この死亡→村での復活の判断が功を奏した。復活したのはゴール地点の“知恵の古木”。厩舎番に話しかけてアドゥアナートを復活させることに成功。ここからチェックポイントのレモリア中部キャンプはそれほど遠くないので、すぐに戻れる。狙い通りだぜ!

 道中、“ナバン草原”というエリアを通りかかった。草食動物っぽいモンスターや群れで行動するオオカミ型モンスターなどの姿が見える。

 ピーンと来た。『黒い砂漠』はモンスターや野生動物の生態系も考えられたMMORPGだ。カイザーグリフォンは大型のモンスター。飛ぶときに木々が邪魔になる森の中にいるとは考えにくい。見晴らしのいいナバン草原に巣でも作っているのではないか。

 ひとまずチェックポイントのレモリア中部キャンプへ向かい、すぐさま取って返してナバン草原を探索する。

 スタッフさんによると、カイザーグリフォンはそうとう接近しないかぎりは先制攻撃を仕掛けてこないらしい。適度な距離を保ちつつ接近したところ、カイザーグリフォンの名前を確認できた。

 ここまで来たらこっちのものだ。すぐさま影の木の森へ。

 滑空ミスからの落下死には驚いたが、それ以外は大きなタイムロスもなくカイザーグリフォンを発見できた。およそ12分50秒で知恵の古木に到着し、1位でフィニッシュ。いえーい。

 さて。ほかの参加者はまだ右往左往していたので高みの見物を決め込もうと思ったが、せっかくなのでカイザーグリフォンに戦いを挑んでみた。ひと通りのスキルを習得し、いざ。

 調子に乗ったためにカイザーグリフォンにやられてしまったものの、ゲーム系メディアの(『黒い砂漠』における)ナンバーワンジョッキーになれたのは素直にうれしい。

 それにしてもアドゥアナートは速かった。キャノンボールと言うくらいだから、ゲーム内のマップを横断するような超長距離レースでもよかったんじゃないかと思う。それはまた別の機会に期待したい。

最終更新:5/16(火) 17:02

ファミ通.com