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東芝とWD、対立せずコミュニケーションを=世耕経産相

ロイター 5/16(火) 10:50配信

[東京 16日 ロイター] - 世耕弘成経産相は16日、閣議後の会見で、東芝<6502.T>の半導体メモリー事業売却をめぐる問題で、東芝と米ウエスタン・デジタル(WD)<WDC.O>は対立せずに密接にコミュニケーションをとってほしいと述べた。

同相は東芝とWDの連携は、世界のマーケットの現状を見れば非常に重要とし、政府は、両社が運用している四日市工場に、技術と雇用が残るかどうかを注視していると指摘した。そのうえで「いたずらに対立するのではなく、密接なコミュニケーションをとっていただくことを両社に期待したい」と述べた。

両社の対立を打開するため、政府が仲裁に乗り出すことはあるかとの質問には「民間企業の交渉なので経産省が間に入ることはない」と否定した。

半導体事業への産業革新機構の出資を支援するため、政府が債務保証枠を設定したとの一部報道については「民間企業の経営に政府保証というのは通常、一般論で申し上げて普通はありえない話」と答えた。

同相は、今週末にベトナムのハノイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合に出席する予定だが、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と、機会があれば訪問中に会談したいとの意向も示した。中国で開催された一帯一路フォーラムに関連し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本も参加すべきとの声が出ていることに対し「AIIBを含む一帯一路構想については、地域の持続的発展に資するものとなるかどうかよく注視していきたい」と述べた。

(宮崎亜巳)

最終更新:5/16(火) 10:50

ロイター