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原油先物が上昇、協調減産延長への期待で

ロイター 5/16(火) 12:08配信

[シンガポール 16日 ロイター] - アジア時間16日の取引で原油先物は上昇。サウジアラビアとロシアが原油の協調減産を2018年3月末まで延長する必要性を巡り合意したと明らかにしたことが背景。

0129GMT(日本時間午前10時29分)現在、北海ブレント先物<LCOc1>は1バレル=52.05ドル。前営業日終値から0.44%上昇している。

WTI原油先物<CLc1>も49.10ドルと、前営業日終値比0.51%高。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟産油国は昨年、今年1─6月に全体で日量180万バレルの減産を行うことで合意した。

豪リブキン・セキュリティーズの世界投資アナリスト、ジェームズ・ウッズ氏は、協調減産が延長されても潤沢な供給が続くことが見込まれると指摘。過去6カ月間で示された通り、米国の生産増や過去最高水準の在庫により価格の上値は限定的となっているとし、9カ月延長されても大幅上昇する可能性は低いと述べた。

米ゴールドマン・サックスは、米国の増産以外にも、リビアとナイジェリアなど減産を免除されている石油輸出国機構(OPEC)加盟国の生産が拡大していると指摘。「これらの生産量を合わせると、減産延長による効果が相殺される可能性がある」とした。

ゴールドマンは、2017年第3・四半期の北海ブレントの平均価格が1バレル=57ドルになるとの見通しを据え置いた。

最終更新:5/16(火) 12:08

ロイター