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アンジュルム、5度目の武道館で実感した「変わるもの 変わらないもの」

5/16(火) 15:13配信

音楽ナタリー

アンジュルムの単独ツアー「アンジュルム コンサートツアー 2017春 ~変わるもの 変わらないもの~」の最終公演が、昨日5月15日に東京・日本武道館にて開催された。

【写真】「アンジュルム コンサートツアー 2017春 ~変わるもの 変わらないもの~」最終公演の様子。(写真提供:アップフロント)(他14枚)

アンジュルムが日本武道館公演を行うのは、スマイレージ時代を含めると今回が5回目。前回の「アンジュルム コンサートツアー 2016春 『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~」からおよそ1年ぶりの武道館ワンマンとなった。入場口にはメンバー竹内朱莉が力強くしたためたツアータイトルが掲げられ、約6500人のファンを迎え入れる。まずはオープニングアクトのつばきファクトリーが「初恋サンライズ」の“サンライズジャンプ”で場内を盛り上げ、アンジュルムへとバトンをつないだ。オープニング映像ではアンジュルムの「A」とスマイレージの「S」が絡み合い、ステージ上には逆光に浮かぶ8人のシルエットが。ライブは「I 無双 Strong!」で幕を開けた。

「スマイレージ×アンジュルム」をテーマにしたこの日のステージ。スマイレージ時代の楽曲「ぁまのじゃく」「◯◯がんばらなくてもええねんで!」では、“日本一スカートが短いアイドル”と呼ばれた当時を彷彿とさせるミニスカート衣装が披露され、結成時からのメンバーで現在はハロー!プロジェクト全体のリーダーも務める和田彩花のいたずらっぽい笑顔がスクリーンに大写しにされると、場内には大きな歓声が上がる。その後もアンジュルム楽曲とスマイレージ楽曲を交互に展開させながら、アンジュルムはこの日、6月21日に発売されるニューシングルからの新曲「愛さえあればなんにもいらない」「ナミダイロノケツイ」と、同じくニューシングルに収録されるアニメソングカバー「魔女っ子メグちゃん」をすべて披露。ライブ序盤に歌われた「愛さえあればなんにもいらない」ではワルツのリズムが組み込まれた新機軸のサウンドで大人びた表情を見せ、アンコールの「ナミダイロケツイ」では目に涙を浮かべながら“この場所を守る”というメンバー8人の決意が歌われた。

昨年夏にアンジュルムに加入した笠原桃奈は、初めて立った日本武道館のステージに「アンジュルムに入れてよかった」と声を震わせ、2015年加入の4期メンバー・上國料萌衣は「このツアーで学んだことを今後に生かしたい」とコメント。このツアーを通して涙を見せてこなかったと主張していた佐々木莉佳子は最後の最後に泣き出し、室田瑞希は現在活動休止中の同期メンバー・相川茉穂を含む9人でステージに立てなかった悔しさを打ち明けた。勝田里奈は今回のツアーで自身の夢だった衣装制作に携わっていたことを明かし、中西香菜はファンへの感謝の気持ちを丁寧に伝える。竹内朱莉は「最終日にふさわしい素敵な時間が過ごせた」と満足げに語りながらも「(日本武道館公演のチケットを)開始1秒で完売にしたい!」と元気いっぱいに宣言した。

そして最後にリーダー和田は、2014年にスマイレージからアンジュルムへと改名し、グループとして大きくシフトチェンジしたことへの葛藤を打ち明けながらも「大好きだからこそ私は変わっていきたい。大好きだからこそ、変化を求めていきたい。そんな部分が私の“変わるもの 変わらないもの”だったなって」と今回のツアーを通して感じた自身の変化について語った。そして和田は「アンジュルムはメンバーだけじゃ成り立たないんです。メンバーと、スタッフさん、そしてファンの皆さんが一緒になって1つのものが完成するんです。で、その空間は日本一素敵な空間だと思うんです。だから来年、また武道館で、そんな素敵な空間をもっとたくさんの方々と共有できたらいいなって思います」と思いを伝え、5度目の武道館公演を締めくくった。

最終更新:5/16(火) 15:13
音楽ナタリー