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<女子高生殺害>被告、起訴内容を認める 東京地裁初公判

毎日新聞 5/16(火) 11:39配信

 東京都江戸川区のアパートで2015年、都立小岩高3年、岩瀬加奈さん(当時17歳)が殺害された事件で、強盗殺人と強盗強姦(ごうかん)未遂の罪に問われた青木正裕被告(31)は16日、東京地裁(島田一裁判長)の裁判員裁判の初公判で「間違いございません」と起訴内容を認めた。検察側に座る遺族に対して頭を下げ「申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 検察側は冒頭陳述で「被告は(女性の)首を絞めることに興奮を覚える性癖があった。アルバイトをやめた後、自分の人生が思うようにいかないことに自暴自棄になり、性欲を満たし金銭を奪おうと考えた」と指摘。一方、弁護側は「被告は持病があったが金に困って治療を受けられず、自殺するか大きな事件を起こして死刑になることを考えるようになっていた」と述べた。

 起訴状によると、青木被告は15年11月12日、自宅のアパートで岩瀬さんを絞殺し、性的暴行を加えようとしたが目的を遂げず、岩瀬さんの財布から現金約7500円と生徒証を強奪したとされる。

 岩瀬さんの両親は16日、被害者参加制度を利用し出廷。母裕見子さん(49)は、これまで仕事の合間を縫って他の公判を傍聴するなどして準備を進めてきたといい、初公判を前に「加奈がそばにいると思って、今後の意見陳述などに臨みたい」と語った。【石山絵歩】

最終更新:5/16(火) 12:48

毎日新聞