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川崎踏切事故1カ月 緊急ボタン「適切な利用を」 京急など講座計画

産経新聞 5/16(火) 7:55配信

 川崎市の京急電鉄八丁畷(なわて)駅前の踏切で4月、横浜銀行に勤務していた男性(52)が踏切内にいた男性(77)を救助しようとして2人とも電車にはねられ、死亡した事故に絡み、現場を管轄する川崎署や京急電鉄が、緊急停止ボタンの適切な利用方法を伝える講座を計画していることが15日、分かった。

 事故は同日で発生から1カ月。踏切の安全利用に向けて、関係者の試行錯誤は続いている。

 同署などによると、講座は実際に踏切周辺に参加者を集めて行うことを想定。6月中にも実施予定という。

 事故現場の踏切にもボタンは設置されていたが利用されず、同署の加藤雅道副署長は「どんな状況ならば使っていいのかなどを丁寧に伝え、適切な利用を呼びかけたい」とする。

 現場は日中、頻繁に遮断機が上下している。付近で交通整理をしている藤原幸男さん(65)は「警報が鳴り始めてから渡ろうとする人も少なくない。踏切を渡る側の意識向上も必要だ」と話した。

最終更新:5/16(火) 7:55

産経新聞