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宗教法人敷地に土砂不法搬入=砂防条例違反容疑で6人逮捕―大阪府警

時事通信 5/16(火) 11:46配信

 無許可で大量の土砂を搬入したとして、大阪府警生活環境課は16日、府砂防指定地管理条例違反などの容疑で、宗教法人「成田山不動院」の僧侶坂田義明容疑者(67)=兵庫県姫路市広峰=、工事をした建設会社役員松島募容疑者(67)=大阪市旭区清水=ら6人を逮捕した。

 府警によると、坂田容疑者は容疑を否認し、松島容疑者はほぼ認めているという。

 土砂は建設残土とみられ、同課は坂田容疑者らが違法に残土を受け入れて利益を上げていた疑いもあるとみて、実態解明を進める。

 逮捕容疑は2016年8~9月、砂防指定地になっている同府河内長野市の同法人別院がある山林に、府の許可を得ず4366平方メートル分の土砂を運び入れ、地形を変えるなどした疑い。

 砂防指定地は土砂災害を防ぐために造成が禁じられた土地で、盛り土や掘削をするには許可が必要になる。同課などによると、この土地では7月ごろから土砂の搬入が始まり、9月には大規模に崩落し、下にある河川に流れ込んだ。河内長野市は一時取水制限などを行い損害が生じたとして、今月、法人らに賠償を求める訴訟を起こした。

 坂田容疑者は逮捕前の取材に「指定地とは知らず、業者に任せきりだった」などと話していた。

 法人は鹿児島県に登記上の本部があり、千葉県成田市の成田山新勝寺とは無関係という。 

最終更新:5/16(火) 15:32

時事通信