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ドル113円半ばで小動き、株価2万円達成できず失速

ロイター 5/16(火) 15:59配信

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の113.49/51円だった。午前は日経平均株価の上げ幅拡大や輸入企業のドル買いなどで113円後半まで上昇した。株価が2万円を達成できず上げ幅を縮めると、ドル/円も上昇の勢いを失い、113円半ばでの小動きに移行した。

午後のドル/円は113円半ばでの小動きが続いた。日経平均株価が上げ幅を削った局面でドル/円も下押ししたが、株価がプラス圏に残す動きとなるのを眺めて113円半ばで底堅く推移した。

一方、ユーロは一時1.1000ドルに上昇し、5月8日以来の高値をつけた。フランスやドイツで政治リスクが後退してきたことや、足元のファンダメンタルズがそこそこ良いことなどが意識されたもよう。「原油高もあり、ユーロは売り材料が見当たらなくなってきた」(邦銀)との声が出ていた。

ユーロは日本時間8日早朝、フランス大統領選でマクロン氏が勝利する見通しとなったことを受け、一時1.10ドル台に乗せたが、その後、11日にかけて1.08ドル台に押し戻されていた。

きょうの海外時間は、米国で住宅着工件数と鉱工業生産の発表などがある。「いずれも利上げシナリオの大勢に影響を与えそうにない」(国内金融機関)と見られており、ドル/円は上下に振れたとしても113円台を軸にした動きとみられている。

113円前半では押し目買い興味が観測される一方、114円前半には利益確定や戻り待ち売りの需要が見込まれ「(売り需要を)こなして上げるほどの材料にはなりそうにない」(別の国内金融機関)との見方が出ていた。

ドル/円は朝方、トランプ米大統領がロシアの外相らに機密情報を漏らしたと伝わり、113円半ばまで下落。その後、日経平均が2万円目前まで上昇すると、仲値にかけて輸入企業などのドル買いも加わり、113.77円まで押し上げられた。

仲値通過後には買いが一服。日経平均が2万円に届かず反落すると、ドルは連れ安となって113.41円まで下落した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.49/51 1.0990/94 124.73/77

午前9時現在 113.64/66 1.0978/82 124.76/80

NY午後5時 113.78/80 1.0973/77 124.86/90

(為替マーケットチーム)

最終更新:5/20(土) 10:01

ロイター