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「殻破れ!」浜松の奥宮さんが苦労人語録出版 

産経新聞 5/16(火) 7:55配信

 浜松市浜北区で会社の幹部社員向けに業務改善に向けたコンサルティングを行っている奥宮教生さん(69)が出版した単行本「殻を破れ! 視点を変えれば生き方が深くなる」が「人生の指針になる」と評判を呼んでいる。奥宮さんがこれまでの経験から「これは」と思った言葉をメモにしたため、自ら咀嚼(そしゃく)してまとめた。

 同書は「モノの見方を変えてみる」「企業・組織人に伝えたい」「家庭と子育てを考える」など7つのテーマで構成。「昨日はもう帰ってこない 明日はまだ来ていない 決断は今…この時だ」といった読み手のモチベーションを高めてくれる言葉のほか、「上司が会社 先輩は自分の行く末」「一人の不始末が組織を崩壊させ 一人の功績が全体を潤す」など、会社社会を皮肉った、企業コンサルタントならではのフレーズも並ぶ。

 本の出版を受け、インターネット上には「物事を違う視点で見るという当たり前のことに今更ながら気付かされた」「エネルギーあふれる本だ」など好意的なメッセージが数多く寄せられるようになった。

 掛川市生まれの奥宮さんは苦労人でもある。中学卒業後、定時制高校に通いながら輸送用機器製造販売会社で働いた。20歳で製造部門の主任となり、26歳で課長に抜擢(ばってき)された。年上ばかり約100人の部下を持つことになり、さまざまな悩みを抱えたという。

 そうした中で「自らを変えなければ」という意識が芽生え、新聞やテレビ、講演で気になった言葉や友人や知人との会話で印象に残った言葉を必ずメモに取るようになった。先達の言葉も参考にしながら、自分の言葉に変えて昇華させたのが“奥宮語録”で、今回の著作には約600点の語録の中から約100点を厳選して収録した。

 平成6年にコンサルティング会社を設立し、現在は企業の幹部社員に生産性向上のためのアドバイスを行っている奥宮さんは「私の視点は単純だが、表現が過激になっているので一読しただけでは真意が分からない部分もあるかもしれないが、企業の人を含めて多くの人に読んでもらいたい」と話している。

 同書の価格は1300円(税別)。問い合わせは奥宮さん(電)053・583・0628。(島田清)

最終更新:5/16(火) 7:55

産経新聞