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北朝鮮との対話、道険しく=文大統領就任から1週間―韓国

時事通信 5/16(火) 14:32配信

 【ソウル時事】9日投票が行われた韓国大統領選で革新系「共に民主党」の文在寅前代表(64)が当選し、10日に就任してから1週間。

【図解】韓国新大統領 文在寅氏はこんな人

 朴槿恵前大統領の罷免によるトップ不在状態は解消されたが、北朝鮮に融和的な文氏の就任を見計らったように、北朝鮮が14日、新型弾道ミサイルを発射。核・ミサイル開発を加速させる姿勢を明確にした。文大統領は「対話の可能性は開いておく」と述べているが、国際的な制裁・圧力が強まる中での対話実現は容易ではない。

 文大統領は14日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて招集した国家安全保障会議(NSC)で、対話には「態度の変化」が必要と強調しながらも、対話の道は閉ざさない考えを示した。16日にはカナダのトルドー首相との電話会談で、「制裁や対話などすべての手段を活用して、非核化を推進していく」と述べた。

 「圧力一辺倒だった李明博、朴槿恵政権の北朝鮮政策は完全に失敗した。圧力や制裁だけでは、北朝鮮の非核化は実現できない」というのが持論。10日の就任直後の演説では「条件が整えば、平壌も訪れる」と明言し、金正恩朝鮮労働党委員長との南北首脳会談にも意欲を見せており、北朝鮮が挑発を続けても、対話の道を探るとみられる。 

最終更新:5/16(火) 15:26

時事通信