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<WSJ講演会>トランプ政権の北朝鮮政策を批判

毎日新聞 5/16(火) 19:27配信

 米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルは16日、東京都千代田区で「CEOカウンシル」と題した講演会を開いた。オバマ米前政権の元国務次官補、カート・キャンベル氏ら各国の政府関係者らが講演。キャンベル氏は、軍事的緊張を高めたトランプ米政権の北朝鮮政策を「惨たんたるもの」と批判した。

 講演会は、各国の最高経営責任者(CEO)らが世界情勢を議論するため開かれており、ワシントン以外の開催は初めて。WSJと提携する毎日新聞の小松浩主筆も出席した。

 東アジア・太平洋地域を担当したキャンベル氏は「アジアにおける米国」とのテーマで講演。トランプ政権が北朝鮮に対し軍事行動の可能性も示唆したことについて「一連の悪い動きをみせた。選択肢自体がひどい」と強く批判。そのうえで「米国と中国が協力して交渉を進めれば有用な手段になる」と対話の重要性を強調した。

 一方、WSJコメンテーターから、北朝鮮が態度を改めるまで対応しないオバマ政権の「戦略的忍耐」政策の評価を問われ、「前政権の政策というより、米国が30年近く実施してきた政策だ。外交や圧力、さまざまな戦略を試みたが、あまり成功しなかった」と釈明した。【山本太一】

最終更新:5/16(火) 19:27

毎日新聞