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児童ポルノを閲覧可にした罪 アプリ会社の元社長に有罪

朝日新聞デジタル 5/16(火) 19:07配信

 画像などをインターネット上で共有できるアプリで児童ポルノを閲覧できるようにしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの罪に問われたアプリ運営会社の元社長大野光明被告(56)に対し、横浜地裁は16日、懲役2年6カ月執行猶予4年、罰金400万円(求刑懲役4年、罰金500万円)の判決を言い渡した。

 近藤宏子裁判官は、大野被告が犯行を主導したと認定。「児童を性欲の対象ととらえる風潮を助長した悪質な犯行だ」と指摘した。

 判決によると、大野被告はアプリ「写真箱」の運営会社「AIRCAST(エア-キャスト)」の社長だった2015年10月、同社幹部や投稿者らと共謀。写真箱に児童ポルノなど計35点の写真、動画を投稿させた。15年1~2月ごろには、投稿内容を閲覧するためのパスワードを不特定多数の者が見られる掲示板を作った。

 大野被告は「投稿された児童ポルノは削除するよう従業員に指示を出していた」などと無罪を主張していた。神奈川県警によると、写真箱をめぐっては、これまでに大野被告や投稿者ら計32人が同法違反容疑などで逮捕されている。(古田寛也)

朝日新聞社

最終更新:5/16(火) 19:07

朝日新聞デジタル