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首相、中曽根氏「白寿」祝う会で述懐

産経新聞 5/16(火) 7:55配信

 ■引退迫った14年前、「貧乏くじ引いたな」この一言で救われた

 今月27日に99歳となる中曽根康弘元首相の「白寿」を祝う会が15日、都内のホテルで開かれ、安倍晋三首相も出席した。首相は中曽根氏らの著書『国民憲法制定への道』(文芸春秋企画出版部)を紹介し、「党是ともいうべき憲法改正について中曽根氏に大先輩として考え方を示していただいた。今後、国民的な議論が深まっていくことを大いに期待したい」と強調した。

 首相は平成15年の小泉純一郎首相時代、党幹事長として中曽根氏に73歳定年制を適用し、政界引退を迫ったやりとりも述懐。「『ご理解いただきたい』と頭を下げていたら、中曽根先生はニヤッと笑って『君も貧乏くじを引いたな』と。この一言で救われた」と明かした。

 中曽根氏は「理想と理念を体現した憲法のもとに民族の力を結集し、世界に向かってこの国の未来を切り開くべきだ」と力説した。渡辺恒雄読売新聞グループ本社主筆も挨拶し、改憲について「中曽根氏の夢が安倍首相の下で実現の幕を切ろうとしている」と語った。

最終更新:5/16(火) 8:28

産経新聞