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<社会人野球>日本製紙石巻が初優勝 北海道・東北大会

毎日新聞 5/16(火) 19:49配信

 社会人野球のJABA北海道兼東北大会最終日は16日、仙台市民球場で準決勝と決勝があり、日本製紙石巻が北海道、東北の両大会を通じて初優勝し、今秋の日本選手権(京セラドーム)出場権を獲得した。日本製紙石巻は先発・宝利がJR東日本東北を5安打に抑え完封した。

 表彰選手は次の通り。最高殊勲選手賞=宝利亮投手(日本製紙石巻)▽敢闘賞=石倉嵩也投手(JR東日本東北)▽首位打者賞=家古谷翔太外野手(日本製紙石巻、16打数8安打、5割)

▽準決勝

日本製紙石巻

010002001◆4

100010000◆2

JR北海道ク

(日)古田、小原、本多-水野(J)夏井、和田-松浦

三菱日立パワーシステムズ

000000020◆2

02400000×◆6

JR東日本東北

(三)奥村、松田、三小田-平野、対馬(J)西村-薗部

▽決勝

JR東日本東北

000000000◆0

00000100×◆1

日本製紙石巻

(J)石倉、内山-薗部(日)宝利-水野

 2年連続でJABA東北大会決勝で敗れていた日本製紙石巻が三度目の正直で頂点に立った。

 宝利が散発の5安打完封。一回、四球や味方の失策で招いた1死満塁のピンチで5番・薗部を投ゴロ併殺に取り、波に乗った。

 近大卒の3年目右腕は球速で押す本格派だ。昨年には最速150キロもマークした。ただ、力が力みにつながってしまい、痛打される一面があった。その力投派が変わった。速球は140キロ台後半を維持しながらも力みを抜いた。三振はゼロ。「低めを丁寧に突いて投げた。いいフォームで投げるのが第一」と新境地の投球を語る。

 1年目の東北大会決勝は先発のマウンドを任されながら敗れた。2年目はスタンドでチームのためにビデオ撮影していた。

 昨冬就任した前田監督が掲げる目標が都市対抗と日本選手権の「同時出場」。宝利は、チームとしても初となるJABA大会制覇の立役者になり、チームは目標の第一歩を踏み出した。【村田隆和】

最終更新:5/16(火) 21:13

毎日新聞