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<福岡空港民営化>委託開始は19年4月 募集要項発表

毎日新聞 5/16(火) 20:33配信

 国土交通省は16日、福岡空港(福岡市)民営化に向け、空港運営権の委託先を公募する「募集要項」を発表した。これで総額2000億円を超える巨大プロジェクトが本格的に動き出す。委託開始時期は2019年4月1日で、事業者は来年5月ごろに選定される。

 募集要項は、3月に発表された入札手続きの実施方針を踏まえ、選定される空港運営権者に対し▽地域との共生▽空港の戦略的な利用促進▽北九州空港との相互補完を含む福岡県の空港将来構想実現への協力--などの提案を求めた。

 北九州空港を巡っては将来的な民営化を視野に、国交省は福岡空港運営権者も北九州空港の公募に参加できるとしており、選定されれば福岡、北九州両空港の一体運営が可能となる。

 また、国交省は、第1、2次の審査選定基準も発表。提案すべき項目として、空港活性化の考え方や着陸料設定、設備投資、安全・保安の方針などを挙げ、1次審査は50点満点、2次審査は200点満点とした。

 福岡空港の運営期間は30年(延長含め最長35年)で、最低入札価格は1610億円。別に空港ターミナルビル運営会社の全株式を450億円で取得しなければならない。国管理空港の民営化は、仙台、高松両空港に続き3件目。年間旅客数が約2137万人(15年度)のため最大規模となる。【石田宗久】

最終更新:5/16(火) 20:33

毎日新聞