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住民に自宅待機求める イラク軍、モスル奪還へ最終段階

朝日新聞デジタル 5/16(火) 22:36配信

 イラク政府軍は15日深夜、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するモスルの西部に向け、住民に自宅待機を求める文書を上空から散布し始めた。「車やバイクによる移動は今後、すべて空爆の対象とする」としている。ISの最大拠点モスル全域の奪還に向け、作戦は最終段階に入ったとみられる。

 政府軍はラジオでも同様の声明を発信している模様だ。住民はこれまで、ISによる監視の目を盗んで自家用車などで市外へ避難するなどしてきたが、避難民を装ったIS戦闘員が、自爆攻撃に車を使うケースが後を絶たなかった。

 ISの前身組織は2014年6月、電撃的にモスルを占拠。約200万人の大都市を「統治」した。イラク政府は16年10月に総勢10万人の部隊で奪還作戦を開始し、まず東側を制圧。今年2月に西部への進攻を開始した。ISは破壊した建物のコンクリートを使い、バリケードを築くなどして抵抗している。

朝日新聞社

最終更新:5/16(火) 22:36

朝日新聞デジタル