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井岡弘樹氏、心臓移植手術サポートした子供と対面し「元気な姿を見られうれしい」

スポーツ報知 5/16(火) 18:19配信

 拡張型心筋症のため昨年9月に米国で心臓移植手術を受けた青山環(たまき)ちゃん(3)とその両親が16日、大阪市内で、支援に携わったボクシング元世界2階級王者・井岡弘樹氏(48)に手術成功の報告を行った。

 環ちゃんは、双子の姉・菫(すみれ)ちゃんが生後7か月で死去したことをきっかけに受けた検査で、心臓の働きが低下して拡張し、心不全を引き起こすおそれがある拡張型心筋症と診断された。

 昨年3月に発足した環ちゃんの支援団体と縁があった井岡氏は、サポートの依頼を快諾。自身の後援会でもバックアップし、大阪市内の街頭やボクシングの試合会場などで、井岡氏の夫人や長男らも一緒に何十回と募金活動に参加。先頭に立って支援を呼びかけてきた。

 環ちゃんをだっこした井岡氏は「初めて会ったけど、思ったよりかわいいな。何とか彼女を助けてあげたいと思っていた。僕一人では何もできないけど、僕が応援することでみんなも協力してくれた。こうやって元気な姿を見られるとうれしいですよね」と笑顔を見せた。

 支援団体の発足当初は寄付金が集まらず苦労したが、井岡氏が“顔”となったことで大きな反響があったという。目標の3億2000万円を達成し、昨年9月に米シアトルで心臓移植手術を受けて成功。手術後には2度の脳出血など生命の危機もあったが乗り越え、今年3月に帰国した。

 「(井岡)会長が応援しているから(環ちゃんを)応援してあげよう、という雰囲気がすごくあった。本当に感謝しています」と父の竜馬さん。環ちゃんは野菜のおひたしやうどんなど日本食が大好きで、手術後には身長が10センチ伸び、体重も3・5キロ増えたという。今後について竜馬さんは「いろんなことを経験してほしい。走って転んだら痛いしだろうし、失恋したらつらいだろうし、彼氏ができたらうれしいだろうし。これから大変なことはたくさんあると思いますが、生きているだけで丸もうけだと思っています」と感慨深げだった。

最終更新:5/16(火) 21:00

スポーツ報知