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中谷、打ち直して一発=和製大砲の才能開花=プロ野球・阪神

時事通信 5/16(火) 20:14配信

 一回2死二、三塁から胸元への直球を強振した大飛球は、惜しくも左翼ポール左に切れた。甲子園の興奮が冷めやらぬ中、阪神の中谷は鈴木のフォークをフルスイング。今度は左翼席へ飛び込んだ。「ファウルの後でより一層集中した。チャンスで走者をかえすことだけを考えた」。打ち直しの一発を振り返った。

 ここ4試合で3発となる5号アーチ。身長187センチと恵まれた体からのパンチ力が魅力で、和製大砲と期待される右の強打者が、7年目に才能を開花させつつある。

 「本塁打は試合の流れを一気に変える。大砲が育ってほしい」。金本監督はキャンプから付きっ切りで指導。4月25日のDeNA戦で4打数4三振を喫するなど雑な打撃も目立ったが、「何とか殻を破ってほしい」と我慢。持ち前のフルスイングを忘れないよう助言して、起用し続けた。

 中谷は「結果が出てよかったけど、いいときばかりではない」と気を緩めない。金本監督は「ファウルの後によく打ち直した。彼らしいきれいなホームラン」と秘蔵っ子の活躍に目を細めた。

最終更新:5/16(火) 22:11

時事通信