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化学大手、4社とも減収=円高、原油安響く―17年3月期

時事通信 5/16(火) 21:00配信

 三菱ケミカルホールディングス(HD)など化学大手4社の2017年3月期連結決算が16日、出そろった。前期に比べて進行した円高や原油安に伴う石油化学製品の販売価格下落が響き、4社とも売上高が減少した。

 本業のもうけを示す営業利益は、三井化学が海外メーカーの工場停止によってウレタン原料の国際市況が高水準で推移したことに伴い前期比44%の大幅増益となった。三菱ケミカルHDは、アクリル樹脂材料の高騰が増益要因となったが、薬価改定などによるマイナスもあり横ばい。住友化学は、鶏用の飼料添加物の販売価格の下落などで減益となり、旭化成は、前期に発覚したくい打ちデータ不正問題を受け住宅事業が不振だった。

 18年3月期の業績予想は、石化製品の原料となるナフサ価格の上昇や円安を見込み、4社とも増収を予想。営業利益は三井化学を除く3社がプラスとなる見通しだ。 

最終更新:5/16(火) 22:28

時事通信